こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
現在
放送中の
『人間ってナンだ? 超ＡＩ入門』
シーズン２は
以前から
とても気になる番組でした。
先週 放送された
第７回 「 恋愛する」には
学生時代
大好きだった
脚本家の
北川悦吏子さんが
ゲストで
出演されていたので
録画して
観てみました。
この番組は
極めて
興味深く…
本当に
いろいろと
考えさせられる番組でした。。。
（ わたしは
深く考えさせられるものが
大好きです。）
番組を見て
１週間経った、今も…
まだまだ
心や頭が
整理できない感じです。。。
けれど
とっても、興味深い…。
そこで
これから
いくつかの
テーマに分けて
お話したいと思います🍀
まずはじめに
びっくりしたことは
番組の
ナレーションが
合成音声だったことです…‼︎
音声合成の
ＡＩ・人工知能と
大きな関わりがあるそうです。
番組では
VoiceTextシリーズの
ソフトウェア製品より
Micro RISA （ リサ・日本語女性 ）
Micro AKIRA ( アキラ・日本語男性 ）の
２種類が
採用されたとのこと。。。
わたしは
てっきり
人間の
ナレーターさんが
わざと
ロボットのように
話しているのだと思っていました…。
そして
（ ロボットの
真似が上手だなぁ…。）と
思いながら
番組を観ていましたので…
テロップに
【 合 成 音 声 】
と、出たときには
ほんとうに、びっくりしてしました…‼︎
えっ！？
人間じゃなかったの……！？
第７回のテーマは
「 恋愛する 」で
番組の冒頭では
リサとアキラが
「 わたしも 愛されたい。 」
（ リサ・女性の声 ）
「 わたしも 愛しています。」
（ アキラ・男性の声）
と言いました。
もちろん
ロボットのような
あの独特の
平坦なイントネーションで…。
実は
この言葉は
たいへん
印象深く
わたしの耳に
残っていました。。。
なぜだか
ひどく悲しい言葉に
聞こえてしまったからです…。
そして
この言葉を発したのは
人間ではなく…
合成音声だったことを
知ったとき…
わたしの
心のなかに
なんとも言えない
複雑な感情が、あふれてきました…。
合成音声の
リサとアキラは
この言葉が
どのような意味を持つのかを
きちんと
理解しているのだろうか…。
もしも
人間同士が
向かいあって
この言葉を
発したときには
どのような
力を持つ言葉なのか…
わかったうえで
話しているのだろうか。。。
言葉が持つ力や
その向こう側にある
ひとの心を理解せずに（ 出来ずに）
表面的に
このような言葉を
まるで
人間のように
話しているのだとしたら……
哀しいな。。。
小島香奈子
（ 次回の記事に、続きます。）
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