こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
NHKの
『 プロフェッショナル 〜 仕事の流儀〜 』は
わたしが
心から大好きな番組です🍀
業界や
職種を問わず
仕事との
向き合い方や
仕事に対する考え方が
超一流の方ばかりで…
仕事が
大好きなわたしは
この番組を観ると
たいへん良い刺激を受けて
ますます
自分の仕事への情熱が
込みあげてくるのです。。。🍀
さて
実は妹も
この番組が好きです。
一緒に
観ることもよくあります♬
その妹が
『 プロフェッショナル 〜 仕事の流儀 〜 』の
DVDの中から
素晴らしい
一枚を購入しました。。。🍀
漫画家
井上雄彦さんの回です…！！
井上雄彦さんといえば
名作中の名作
『 SLAM DUNK 』の作者です。。。🍀
高校バスケットボールの世界と
バスケに打ち込む
男の子たちが
この上なく
魅力的に生き生きと描かれた
この作品は…
何度読んでも
魂がふるえるような
深い深い感動を
味わうことができます。。。🍀
どんなに
この作品が好きなことか…！！
テレビの
収録が行われたのは、2009年のこと。
今から
ちょうど10年前です。
当時
井上さんは
宮本武蔵を主人公にした
『 バガボンド 』に
取り組んでいらっしゃいました。
井上さんの
仕事に向かうひたむきな姿は
観ていて
胸が痛むほどでした。。。
漫画家さんの
ワークスタイルが
かなり
ハードなものらしいということは
なんとなく
知っていましたが…
週刊誌に
連載を持つということが
これほどまでに
過酷なものであるとは。。。
まして
自分の仕事に
一切の妥協をしない
真に
一流のひとの仕事は…
文字通り
命を削って描いているような
そんな
印象さえ受けました。。。
お仕事は
大きく分けて
① ネームづくり ② 下書き ③ 筆入れ
この３つの
工程に分かれるそうです。
その中でも
井上さんが特に力を入れ
悩み
もがき
苦しんでいたのは…
【 ネーム 】と言われる
ストーリー展開や
コマ割りなどを決める工程でした。
人物の造形…
つまり
そのキャラクターの
人生や人柄や人生観。。。
生まれや、育ちや…
大切にしているものや、譲れないものや…
そういうものの
掘り下げ方が
とにかく
深くて深くて深くて…
そのキャラクターが
🍀 本当に、生きている 🍀
井上さんは
キャラクターが作品の中で
生きている、ということを
とても
大切にされているのです。。。🍀
これは
朗読をするとき…
セリフのある
登場人物の造形に
ものすごく
力を入れるわたしには
胸が
痛くなるほど
共感できることでした。。。🍀
これほどの
圧倒的な情熱で
ひとり、ひとりの
キャラクターを造形しているから…
井上さんの
漫画に出てくる登場人物は
本当に
生きているとしか思えない
躍動感と生命感に
満ちあふれているのだな……と
番組を
観ていて
心から
納得することができました。。。🍀
そして
見城徹さんの名言
【 これほどの努力を、人は運という。】
を、
ふっと
思い出しました。。。
往々にして
多くのひとは
成功者の
結果だけしか見ないことが
よくありますよね。。。
恥ずかしながら
わたしもその一人です。
けれど
超一流のひとは…
成功するひとは…
苦しみ方も
努力の仕方も
もはや
直視出来ないほど
凄まじいレベルです。。。
わたしは
井上さんの
もがき苦しむ姿に……
圧倒され…
言葉を失い…
時に
息苦しさすら
覚えるほどでしたが…
やはり
目を離さずにはおれませんでした。
なぜならば
井上さんからは…
一流の
ひとからのみ発せられる
神々しい光が
見えたからです。。。🍀
プロフェッショナルとは…？
という問いに
井上さんは
澄んだ
まっすぐな眼差しで…
言葉を選んで
おっしゃいました。。。
🍀 向上し続ける、ひと。 🍀
その言葉に
わたしは
大きく頷きました。
向上し続ける、ひと。。。🍀
一流のひとには
なれなくても…
向上し続けるひとにならば
きっと、なれる…。
今、この瞬間から、なれる。。。
わたしも
朗読家として…
朗読講師として…
向上し続けるひとでありたいと
心から
思っています。。。🍀
小島香奈子
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