こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
わたしが
生まれて初めて
初回から
1回も逃さずに観ている
朝ドラこと
🍀『スカーレット』🍀
ご覧に
なられている方も
たくさん
いらっしゃると思います♬
戸田恵梨香さん扮する
ヒロインの
川原喜美子さんは、女性陶芸家です…🍀
この
ドラマに
出てくるひとびとの
仕事に
取り組む姿勢であったり…
生活に対する
考え方や、価値観などが
わたしは大好きで
とっても共感できるので
毎朝、楽しく
観ているのですが。。。
今週は
なんだか…
複雑な気持ちに
なってしまいました。。。
ドラマを
ご覧になられている方は
ご存知だと思いますが…
今週
2月3日(月)放送の回では
喜美ちゃんは
《 穴窯 》に
必要な薪代のために
思い切って
借金をしました…。
( ドラマとはいえ
わたしは、ハラハラしました!! )
喜美ちゃんは
これまでにも
穴窯での制作に
何度も何度も、失敗を重ねましたが…
そこから
深く深く学んで。。。
自分の頭で
一生懸命に考えて…
1,150度の高温で
2週間、じっくり焚き続ければ
上手く
いくのではないかという
仮説にたどり着きます…🍀
けれど
そのやり方は
もしかしたら
窯が
耐えきれずに
母屋や
工房にまで
火が燃え広がり…
火事に
なるかもしれないという
危険な
可能性もありました。。。
危険なことは
やめてほしいと
夫の
八郎さんに言われても
喜美ちゃんの
決意は変わりませんでした。。。
昨日( 2/5 )
放送された回では
案の定
火を焚き始めてから2週間めに
窯の
天井からは
火が吹き出しました…!!
喜美子!
火事やぁっ!! 消すでぇっ!!
そう叫びながら
窯に
水をかけようとする
お母さんを制して…
消したらあかん!
水より、薪やっ!!
もっと燃やす。
もっともっと 火たくんやっ!!
これでええ…
これでええんや。
もっと燃やす。
もっともっと燃やすんや…。
そう
叫びながら…
そして
胸の中でもとなえながら…
窯に
薪を焚べ続ける、喜美ちゃん。。。🍀
窯の天井から
吹き出しながら燃えあがる炎は
まるで
喜美ちゃんの
心そのもののようで。。。
悲しいくらい
激しい情熱が、描かれていました…🍀
このシーンは
実は
初回の冒頭で
すこしだけ放送された
たいへん印象的な
シーンでもありました…🍀
あぁ…。
この場面だったんだなぁ…。
初回を
思いだしながら
わたしは
画面を見つめていました。
喜美ちゃんの
粘り強い努力はついに実り…
灰と土が
反応して出来る
《 自然釉 》の作品は
陶芸家
川原喜美子の
代名詞となりました…🍀
ドラマの中では
その後
喜美ちゃんが
陶芸家として
トントン拍子で成功したことが
さらりと
描かれていました…🍀
セリフの中で
借金の返済も
無事に終わったこともわかり
それは
ホッとしたのですが。。。
喜美ちゃんの隣に
八郎さんの
姿はありませんでした。。。
ドラマを
ご覧になられている方は
ご存知だと思いますが
薪代に
たいへん
高額なお金のかかる
《 穴窯 》での制作をめぐって
ふたりは
意見がすれ違い…
八郎さんは
家を出ていってしまったのでした。。。
それ以前にも
ドラマの中では
喜美ちゃんには
八郎さんにはない
《 陶芸の才能 》があることが
丁寧に
描かれていました…。
そのたびに
わたしは
かすかに
ハラハラしながら
ふたりを
観てきました。
単に
穴窯にかかる
高額な費用の
問題だけではなくて…
奥さんが
旦那さんよりも
才能があったり
社会的な評価が高い場合…
夫婦の仲が
壊れてしまいやすいことを
わたしは
知っていたからです…🍀
とはいえ
ドラマの中で
おしどり夫婦として
仲睦まじく
微笑ましく描かれている
喜美ちゃんと
八郎さんのことだから
なんとか
上手くいって欲しいなぁ…🍀
朝ドラだし
ヒロインには
幸せになってほしいなぁ…🍀
そう思って
先週から今週にかけて
わたしは、本当に
ハラハラ、ドキドキしていたのです。。。
もちろん
必ずしも
結婚生活が
続くことが幸せで
別居や離婚が
不幸せだなんていうことはありません…。
しかも
喜美ちゃんの情熱は
かなり凄まじいものがあり…
それを
そばで支えてゆくことは
相当に
シンドイことに
違いないでしょうし…
八郎さんに
同情・共感された方も
たくさん
いらっしゃると思います…🍀
けれど
喜美ちゃんの
家族や幼馴染みが
心配しつつも…
笑顔で
喜美ちゃんを支えたように
八郎さんには
喜美ちゃんの一番そばで
喜美ちゃんのことを
支えてあげて欲しかったなぁ…。
わたしは
そう思わずにはおれませんでした…。
きっと
逆の立場だったら…
喜美ちゃんは
八郎さんを
一生懸命に
支えたでしょうから。。。🍀
なにが正解で
なにが不正確
というわけではなく…
なにが幸せで
なにが不幸せ
というわけでもなく…
誰が悪いと
いうわけでもないけれど。。。
なんとなく
女性が
大きな夢を
叶えようとするとき
一番
応援してほしい男性から
理解と
協力を得ることの
難しさのようなものを
感じてしまった、わたしでした…。
きっとそれは
昭和46年でも
令和2年でも
変わらないことのように思えて…。
小島香奈子
🍀小島香奈子の朗読イベント情報🍀
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九州九州馬頭琴文化館( モンゴルホト内)
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◇ゲストミュージシャン◇
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ご予約受付はこちら🍀
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朗読ここ・からあなたへプロジェクト
事務局 yoakenococoa@gmail.com
◆2020年6月20日(土)
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『六月の雨』『月夜の浜辺』
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◆小島香奈子の朗読ワークショップvol.9
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🍀6/20朗読ワークショップの
詳細はこちら🍀
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