こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
更新しました♬ (╹◡╹) ♬
わたしは今
大好きな
八木重吉の詩集『貧しき信徒』の詩を
一編ずつ
大切に朗読して
YouTubeに投稿しています…🍀
さきほど
81本目の動画を、投稿しました♬
詩集『貧しき信徒』
全103編ある中の81番目の作品です…🌸
こんな詩です♬
『 水や草は いい方方である 』
はつ夏の
さむいひかげに田圃がある
そのまわりに
ちさい ながれがある
草が 水のそばにはえてる
みいんな いいかたがたばかりだ
わたしみたいなものは
顔がなくなるようなきがした
( 青空文庫で
103編すべての詩を
読むことができます…🍀 )
♬ こんな感じで、朗読しました ♬
( ↑ このURLをクリックすると 動画に飛びます♬ )
今日の
作品の中に出てくる
《 ちさい 》という言葉は…
文脈で
お分かりに
なったと思いますが
形容詞
《 小さい( ちいさい )》の
音が
変化したものです…🍀
夏目漱石の
『 彼岸過迄 』の中でも
【 つい其時の言葉迄
ちさい胸に刻み付けて置いた 】
などと
使用されたりしているんですよ♬
夏目漱石は
大正5年に亡くなっているので…
八木重吉が
小学生の頃までは
まだ
生きていたことになります…🍀
最近は
あまり見かけない表現ですが
この頃は
文学作品にも
登場する言葉だったのですね…🍀
ところで♬
今回の作品は…
🍀 田圃のまわりの、豊かな自然 🍀
を、
朗読と
効果音とで
表現してみたくて。。。♬
今まで
投稿した作品のなかでは
もっとも
効果音を使用しているんですよ♬
全部
お気づきに
なりましたでしょうか…?
🍀(╹◡╹)🍀
まずは
日本各地で
7月下旬頃から
11月頃まで
鳴き声を
聞くことのできる
エンマコオロギの鳴き声♬
それから
梅雨のあたりから
夏のあいだまで
元気いっぱいに
鳴いているのが聞こえてくる
カエル。。。🍀
それから
本当に
かすかーに入っている
カラスの鳴き声…♬
それから
水がゆったりと流れている音。。。🍀
なぜ
これらの効果音を
使用したかというと…
わたしの
近所の田圃のまわりでも
本当に
そんな自然の音が
聞こえてくるからなんです。。。🍀
今でこそ
ずいぶんと田圃も減って…
家だの
アパートだのが
建ちましたけれど…
こどもの頃は
家の
すぐ前に
田圃が、あったんです。。。🍀
虫たちや…
鳥たちの鳴き声は…
ごく
あたりまえに
それはそれは
豊かに聞こえてきていました。。。🍀
( 実は、現在でも
けっこう、賑やかに
聞こえてきています♬ (╹◡╹) ♬ )
なんだか
この豊かな
自然の音も含めて。。。
わたしには
《 田圃 》なんです。。。🍀
そして
大きな自然でなくとも…
田圃を
中心とした自然の
確かな
命の営みのようなものに
しみじみと。。。🍀
つくづくと。。。🍀
感動することは
わたしにも、よくあるんですよ…♬
春先に
田圃に植えられた
蓮華草や
菜の花の美しさ。。。🌸
田圃の水面に
青空や白い雲が
写っているときの、美しさ。。。🍀
なによりも
豊かに実った黄金色の稲穂の
神々しいまでの、美しさ。。。🍀
広大な
自然でなくとも…
自然はひとに
とても
大切なことを
思い出させてくれます。。。🍀
いろんな命が
生きているということ…🍀
命はみんな
必死に生きているということ…🍀
自分の存在が
ものすごく
ちっぽけに感じられたりして。。。
けれど
わたしにとっては
それは
決して嫌な感覚ではなくて…
思わず
八木重吉のように
🍀 敬語を、使いたくなるような 🍀
そんな
さわやかで
謙虚な気持ちに、なるんです。。。
あの感覚を
どうしても表現してみたくて
効果音も
ふんだんに使用してみました♬
あなたにも
楽しんで頂けましたら
とっても
嬉しいです♬
いつも
最後まで 読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます…🍀
🍀(╹◡╹)🍀
小島香奈子
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現在、
八木重吉の詩集『貧しき信徒』より
一編ずつ、朗読してお届けしています
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◆73本目◆『故郷』八木重吉
◆74作品目◆『こども』八木重吉
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◆78本目◆『涙』-② 八木重吉
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◆81本目◆『水や草は いい方々である』
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