こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
更新しました♬ (╹◡╹) ♬
わたしは今
大好きな
八木重吉の詩集『貧しき信徒』の詩を
一編ずつ
大切に朗読して
YouTubeに投稿しています…🍀
さきほど
93本目の動画を、投稿しました♬
詩集『貧しき信徒』
全103編ある中の93番目の作品です…🌸
こんな詩です♬
『 冬の野 』
死ぬことばかり考えているせいだろうか
枯れた茅のかげに
赤いようなものを見たとおもった
( 青空文庫で
103編すべての詩を
読むことができます…🍀 )
♬ こんな感じで、朗読しました ♬
( ↑ このURLをクリックすると
動画に飛びます♬ )
この詩集
『貧しき信徒』には
全部で
103編の詩が、収められています…🍀
今日
ご紹介した作品が
詩集の
93番目の作品ですので。。。
ついに
このシリーズも
ラスト
10本となりました…🍀
今まで以上に
大切に大切に
朗読したいと思っています♬
ところで…🍀
今日の
ご紹介する『冬の野』は
本当に
とても辛い詩ですね。。。
同時に
たいへん
不思議な作品だとも
わたしは
感じました。。。🍀
このとき
八木重吉が
枯れた
茅のかげに
見たような気がした…
赤いようなもの
これを
みなさんは
なんだと思いますか…?
これは
あくまでも
わたし個人の
感想に過ぎませんが。。。
わたしは
八木重吉は、このとき
人魂( 火の玉 )
を
見たような
気がしたのではないか、と
この
詩を読んで
感じてしまったんです。。。
人魂は…
日本では
なんと『 万葉集 』にも
記載があるんですよ…🍀
人魂のさ青なる君がただひとり
逢へりし雨夜の葉非左し思ほゆ
万葉集(尼崎本)第十六巻
また
Wikipediaによると
日本だけではなくて
外国でも
似たような現象が
報告されているそうですから…
仏教徒や
クリスチャンなどの
宗教の違いは
まったく関係は無いようです…🍀
人魂は。。。
あまり
高くないところを這うように飛び…
色は
青白・橙・赤などで
尾を
引いて飛びますが
長さにも
長短があるそうです。。。🍀
( 人魂にも
個性ってあるんですね♬ )
昼間に
見たという例も、少数あるそうです。
沖縄県では
人魂を「タマガイ」と呼び…
今帰仁村では
子供が生まれる前に現れるといい…
土地によっては
人を死に追いやる
怪火ともいうそうです。。。
なんとも
不思議なお話ではありますが…
なんとなく
わたしたち
日本人のなかには
科学では
証明することはできなくとも
そういうことは
あるかもしれない、という
民族的な
感覚があるように思うのです。。。🍀
ですから
わたしは
この詩において
八木重吉が
本当に人魂を
見たかどうかではなく…
人魂(? )を
見たような気がした
と感じたことが
より重要だと思っています。。。🌸
つまり
八木重吉がこのとき
かなり
はっきりと
自分の
死が近いことを
自覚していたのではないかと
思うのです。。。
そして
この詩が
掲載されている順番が
昨日の
『 冬』という作品からの
流れであることや…
明日
ご紹介する
『 病床無題 』へと続くことも
とても
切なくて、苦しいのです。。。🍀
けれども
この詩集を
全編、朗読すると決めた以上は…
ここは
最後までしっかりと
八木重吉の作品に
寄り添いたいと思っています。。。🌸
あとすこし…。
どうぞ
最後まで
おつきあいくださいね♬
いつも
最後まで 読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます…🍀
🍀(╹◡╹)🍀
小島香奈子
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現在、
八木重吉の詩集『貧しき信徒』より
一編ずつ、朗読してお届けしています
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