こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
更新しました♬(╹◡╹)♬
太宰治の随筆
『 純真 』です…🍀
この作品で
YouTubeへの投稿は
156本目となります♬
この作品も
青空文庫で、読むことができます…🍀
♬ こんな感じで、朗読しました ♬
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動画に飛びます♬ )
『 横綱 』
『 食通 』に続き…🍀
太宰治の
随筆の朗読の
3本目となります♬
初めて
この随筆を、読んだとき…🍀
わたしは
ラスト部分の…
( 以下、引用 )
子供の頃に苦労して、
それがその人のために
悪い結果になったという例は
聞かない。
人間は、子供の時から、
どうしたって悲しい思いを
しなければならぬものだ。
( 引用、終わり )
という文章を
《 太宰治が、書いた。 》
という事実に
ひどく興味を、持ちました…🍀
太宰治は
自分自身のことを
どのように
捉えていたのかなぁ。。。と、
思わずには
おれなかったんです…🍀
青森県下
有数の大地主である
津島源右衛門の子として生まれた
太宰治。( 本名:津島 修治 )
父は
地元の名士で、
津島家は
《 金木の殿様 》とも
呼ばれていたそうです…🍀
父は仕事で
多忙な日々を送り…
母は
病弱だったため…
生まれてすぐ
乳母に育てられました。
その乳母が
1年足らずで辞めた後は
叔母のキエが…
3歳から
小学校入学までは
14歳の
女中の近村たけが
子守りを務めたそうです。。。
もしかしたら
太宰治は
自分自身は
こどもの頃に苦労した…と
感じていたのかもしれませんね。。。
ところで…🍀
わたしは
太宰治の随筆を読むたびに…
太宰治というひとは
かなり
コンプレックスの
強いひとだったのではないか、と
思わずにはおれません…🍀
というのは。。。
その随筆の
メインテーマとは
すこしだけ
ずれたところに
さらりと
出てくる他者への評価が
すこぶる
厳しいものだからです…💦
何かについて
ひどくコンプレックスを
持ってしまっているひとは。。。
その
コンプレックスに関する
何かに恵まれているひとに対して…
すこぶる
厳しくなる傾向がありますよね…💦
たとえば
今日お届けした
『 純真 』でみてみると…
《 何々学院の何々女史
とでもいったような者 》
という
書き方には
なにやら
毒を感じますし…💦
《 女史のお弟子の婦人 》 の
亭主に対する
書き方にも。。。
なんとなく
毒を感じます…💦
ちょっと
引用してみますと…🍀
亭主はあまく、
いいとしをして
口髭なんかを生やしていながら
「うむ、子供の純真性は大事だ」
などと騒ぐ。
親馬鹿というものに
酷似している。
いい図ではない。
( 引用、終わり )
なにも
そこまで言わなくても…💦
と、
感じてしまうのは
わたしだけでしょうか。。
(╹◡╹)??
まるで
太宰治が
このご亭主に対して…
個人的に
恨みでも感じているように
見えてしまいます。。。
そんなところも含めて…
わたしは
この随筆を
たいへん
興味深く感じました…🍀
ぜひ
あなたに
お楽しみ頂けたら
とっても嬉しいです…🌸
いつも
最後まで
読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます!!
🍀(╹◡╹)🍀
あなたの
新しい毎日にも
たくさんの
幸せが訪れますように…♬
小島香奈子
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