こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
自分以外の
だれかのために
物語を
声にするとき
それは【朗読】だと
わたしは
考えています。
わたしの
記憶にある
はじめての
朗読体験は…
6歳年下の
弟のために
絵本を読んであげたとき。
ちいさな弟を
膝に抱えて
おなじ絵本を
くりかえし
くりかえし
読んであげました。
やわらかな弟の髪が
頰にふれて
弟が笑うと
わたしのからだも
いっしょに揺れて…
まだ
幼かったあの頃
わたしは
すでに
あたたかな
朗読の道を
歩みはじめていたのです。
小島香奈子