こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
わたしは
病院に入院している
こどもたちに
絵本の
読み聞かせをする
ボランティア活動に
携わっています。
わたしにとって
大切な
大切な
朗読活動のひとつです。
先日
祖母が
永遠の眠りにつき
悲しみのあまり
ぼんやりと
力なく過ごしていたときも
わたしは
このボランティア活動に
出かけました。
ひさしぶりに
訪れた図書館では
いつも以上に
心に響く
絵本との出会いがありました。
優しい絵。。
柔らかな絵。。
可愛らしい絵。。。
思わず
吹きだしてしまいそうになる
おかしな絵。
そして
こどもたちのために
丁寧に綴られた言葉は
シンプルで
力強く
わかりやすくて
声にしたときの
響きの美しさといったら…‼︎
わたしは
次々と
絵本を手に取り
夢中になって
味わいました。
素敵な
絵本ばかりでしたが
読み聞かせをする
候補の５冊を選んで
病院へと
向かいました。
この日の
読み聞かせも
楽しい楽しい時間でした。。。🍀
こどもたちの笑顔…。
保護者の方々の笑顔…。
保育士さんの笑顔…。
看護師さんの笑顔…。
絵本には
みんなを笑顔にする
素敵な力が、あるのです。。。🍀
わたしは
絵本の朗読は
絵と朗読の
コラボレーションだと
考えています。
絵の
雰囲気やトーンに
寄り添って
ぴったりの声で
朗読ができるように
楽しみながら
工夫します。
わたし自身が
すっぽりと
物語の世界に入り込んで
その世界で
見えるものを見て…
聞こえる音を聞いて…
匂いや
味や
手触りなどを
リアルにイメージしながら
声で
丁寧に
表現してゆきます。
絵本の
読み聞かせの
表現方法については
さまざまな
意見や考え方がありますが
わたしは
物語に
寄り添い
絵の
雰囲気に寄り添い
目の前にいる
こどもたちの様子を
注意深く みつめて
自然に生まれる
表現を
大切にしています。
文学作品の
朗読表現とおなじく
たったひとつの
正解はないと考えています。
おなじ絵本でも
あえてさらりと
表現することもあれば
生き生きと
豊かに表現することもあります。
目の前にいる
こどもたちと
絵本の世界を
共に味わい、楽しむこと。
それを
なによりも
大切にしています。。。🍀
それにしても。
やはり
物語には。
朗読には。。。
【 心 を、 癒 す。 】
おおきな力があります。
失恋したときも…
挫折したときも…
夢に破れたときも…
就職に失敗したときも…
わたしは
朗読することで
元気を取り戻し
顔を上げて
前を向いて
ふたたび
歩きはじめることができました。
今回も
絵本の
読み聞かせを通じて…
あの場にいた
みんなの
優しい
柔らかな笑顔に
囲まれて…
わたしは
すこしずつ
すこしずつ
明るい力が
よみがえってくるのを
感じたのです。。。🍀
小島香奈子
🍀小島香奈子 朗読イベント情報（╹◡╹）🍀
https://acros-info.jp/events/16602.html
