こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
「 小島先生は
何かに挑戦するとき
失敗したら
どうしよう……とか
考えないんですか？ 」
先日
ある生徒様に
質問されました。
わたしが
熱く熱く
挑戦について
語っていたときのことです。
わたしが
「 まったく考えないですね。」
と言うと
その生徒様は
たいへん
びっくりされたようでした…。
「 小島先生は
失敗することが
怖くないんですか…？ 」
別の生徒様が
お尋ねになりました。
わたしの
答えはYESでした。
失敗することは
ちっとも怖くありません。
そこでまた
生徒様たちが
びっくりされている
様子をみつめながら…
わたしは
ふと 考えました。
いったい
いつから
失敗が
怖くなくなったのだろう…。
かつて
わたしにも
失敗を
恐れていたことが
確かに
あったのに。。。
思い返してみると
きっかけは
ふたつ、ありました。
ひとつめは
大学受験。
もうひとつは
新卒時の就職活動です。
わたしが
学生の頃は
まだ
学歴社会と
呼ばれていました。
一流大学 → 一流企業 → 一生安泰
進路指導の
先生が
本気で
そう指導していた
時代です…。
「 大学受験の失敗は
一生 取り戻せない‼︎
だから、今 ‼︎
死ぬ気で 頑張れ ‼︎
死ぬ気で 頑張るんだ ‼︎
そして
最後に 笑う奴になれ ‼︎‼︎ 」
今の時代には
もはや
コントのような
この言葉を
毎日
繰り返し
繰り返し
聞かされました…。
本当に
そうなのだと
信じていました……。
したがって
大学受験のときも
就職試験のときも
わたしは
がむしゃらに
努力しました。
特に
新卒時の
就職活動は
今までの人生で
あんなに頑張ったことはない ‼︎
というほど
頑張りました…。
けれど
大学受験は
学校こそ
第一志望校でしたが
合格したのは
第２希望だった学部のみ。
他の学部も
他の大学も
悉く 不合格でした…。
そして
新卒時の
就職活動は
就職大氷河期と
重なっていたこともあり
散々な結果でした…。
本当に、本当に、本当に、
悲しいほどの 惨敗でした…。
わたしは
なんと2年間も
就職浪人を
経験しているのですから…。
21歳の春。
第一志望企業を
落ちたとき。
本気で
命を断とうと
思ったほど
【 一生 取り戻せない 】
という
言葉のプレッシャーは
凄まじいものでした……。
ところが
第２希望だった
学部は
【 わたしが
一番 興味があることを
一番 好きなスタイルで学べる学部 】
だったのです。
そして
仕事に関しては
長い長い長い
時間はかかりましたが…
今、わたしは
かつて最も強く願っていた
【 朗読に関する仕事 】
に就くことが実現し
朗読のプロとして
自分の人生を歩んでいます。。。🍀
大学受験は
失敗どころか
結果オーライの
大成功で
就職だって
もしもあのとき
第一志望企業に
採用されていたら
今のわたしは
いないのですから
長～～～～い目で
見たら
これで
良かったのです。
いえ…
これが
ベストだったのです。
「 人生を変える、
失敗したら 一生取り戻せない… 」
そんな風に
繰り返し言われた
大学受験や
就職活動の失敗すら
ただの
通過点に過ぎず
わたしは
無事に
夢を実現することが
できました。
この
ふたつの出来事が
わたしの
【 失敗に対する捉え方】を
大きく
変えてくれたのです。
すべては
通過点の一時的な結果に過ぎないこと。
自分の夢を
成し遂げるためには
その過程で
さまざまな
気づきと発見が
絶対に必要で
それはただの
試行錯誤の
途中の結果に
過ぎないのです。
もしも
恐れるのなら
そんな
途中経過の
結果ではなく
かけがけのない
たった一度の人生で
なにも
挑戦しないことこそを
恐れたほうが良いと
わたしは思います。
小島香奈子
🍀小島香奈子の朗読イベント情報（╹◡╹）🍀 https://acros-info.jp/events/16602.html
