こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
忘れられない
仕事は
たくさん
あるのですが…
これは
わたしの
心を救ってくれた
ある仕事のお話です。。。🍀
昨年の春。
わたしは
交通事故に遭い
入院していました。
ようやく
軌道に乗ってきた仕事や
やっと
チャンスを掴んだ仕事など
多くの仕事を
諦めなくては
ならなくなりました…。
大好きな
朗読講座も朗読レッスンも
当然
お休みです…。
2年がかりで
準備していた
朗読公演も
朗読ワークショップも
延 期 ………。
( 延期といっても
いつ開催できるか
まったくわかりませんでした…。)
時間をかけて
大切に
積み重ねてきたものが
こんなに
一瞬で
失われてしまうことも
あるんだなぁ……。
交通事故の
恐ろしさを
あらためて
痛感していました…。
ところが。
そんな
わたしのスマホに
1通のメールが
届いたのです。。。🍀
それは
交通事故に遭う
半月ほど前に
朗読の
研修をさせて頂いた
生徒様からでした。
日本朗読検定協会の
メルマガを見て
わたしの
交通事故を知ったとのこと…。
そして
研修時に配布していた
朗読公演の
チラシを見て
連絡してくれたとのこと。。。
わたしの
身体の具合を
心配してくださいながらも
生徒様のメールには
【 朗読の音源の添削を
お願いできませんか? 】と
ありました。。。🍀
嬉しくて嬉しくて
何度も何度も
そのメールを
読み返しました。。。🍀
そうして
入院中にも関わらず
朗読音源の
添削の仕事が
できるようになったのです。。。🍀
数多くの
仕事がキャンセルになり
大好きな
朗読講座も
お休みせざるを得ない
状況のなか…
わたしと社会を
結びつけてくれた
大切な大切な、仕事。。。🍀
それが
大好きな朗読の
仕事であることが
どれほど
わたしの心を
満たしてくれたことか……。
あの頃の
わたしは
まだ車椅子で
生活していて
10秒間
立っていることすら
難しい状況でした。
けれど
朗読の添削の
仕事は
ちゃんと出来たのです。。。🍀
陽の光が
たっぷりと注ぐ
おおきな窓のそばが
わたしの
お気に入りの場所でした。
その窓からは
山が見え
湖面が輝く池が見え
家並みが見え
母校の小学校が見え
青い空が見えるのです。。。🍀
車椅子で移動して
スマホを取り出します。
そして
イヤホンから流れる
生徒様の朗読に
一心に
耳をすませるのでした。。。
瞳を閉じて。
瞼に
あたたかな
陽の光を感じながら……。
あのときの
心の解放感を
言葉にすることは
できません…。
もしも
このままずっと
歩けなくても……
こうして
朗読音源の
添削のお仕事は、できるんだな。。。🍀
朗読に携わって
生きていけるんだな。。。🍀
忘れられない
仕事のお話でした。
小島香奈子
🍀小島香奈子の朗読イベント情報(╹◡╹)🍀 https://acros-info.jp/events/16602.html