こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
小学校２年生の
国語の教科書の
巻頭に
掲載されている
『 たんぽぽ 』という
たいへん
可愛らしい詩を
ご存知でしょうか…？
まど・みちおさんが
お書きになられた詩です。
（ 学年は変わりますが…
国語の教科書には
工藤直子さんや
川崎洋さんの書かれた
たんぽぽに関する素晴らしい詩も
掲載されています🍀 ）
『 た ん ぽ ぽ 』
「たんぽぽさんって
まぶしいのね。
ひまわりさんの子で、
お日さまのまごだから。」
と、ちょうちょうが きいた。
たんぽぽは、
うふんと わらった。
実はこの詩は
わたしが
小学校２年生のときにも
国語の教科書に
掲載されていたんです。。。🍀
わたしは
こどもの頃から
この詩が大好きでした🍀
そして
まだ小学校２年生だった
当時のわたしは
たんぽぽのことが
心から羨ましかったことを
覚えています。。。
なぜって…
ひまわりさんの子で、
お日さまのまご
だなんて…
素敵ではありませんか…‼︎
こどもの頃のわたしは
いいなぁ…。
いいなぁ…。
たんぽぽは、いいなぁ…。
なんて
思っていました。
それから
長い長い長〜〜〜い
時が流れて…
わたしは
大人になり
朗読講師になりました。
そして
この詩と、再会しました🍀
今週の
レッスンで
この詩の
朗読をしてくれた
可愛い生徒様がいたのです…🍀
この春
小学校２年生になった女の子です。
この生徒様が
初めてレッスンに来たのは
まだ保育園を
卒園する前でした。。。
とっても
ちっちゃくて…
ほっぺたもまんまるでした。
それが
わずか一年ちょっとで
ぐんぐん
背が伸びて…
顔もお姉さんに
近づいてきました。。。
今週ようやく
小学校１年生の
国語の教科書の作品
『たぬきの糸車』のレッスンを終えて…
（ わたしは ひとつの作品に
じっくりと取り組むので
時間がかかるのです…。 ）
２年生の
国語の教科書から
次のテキストを
選ぼうとしていたとき…
この詩の
朗読をしてくれたのでした🍀
「 教科書 見なくても
だいじょうぶです ‼︎ 」
そう言って
きちんと
気をつけをして
美しい姿勢で
朗読してくれたのです。。。
ちょうちょの気持ちに
寄り添って…。
たんぽぽの気持ちに
寄り添って…。
「 うふん 」
と笑うところの
なんと可愛いらしかったこと…‼︎
🍀（╹◡╹）🍀
わたしは
拍手をして褒めました。
そして
心から思ったのです。
こどもは みんな
まぶしいなぁ。。。
きっと
どの子もみんな
ひまわりさんの子で
お日さまのまご、なのだろうな。。。🍀
小島香奈子
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