こんにちは♬.*゚
朗読家・朗読講師の小島香奈子です🍀
みなさんは、
ドイツの文豪である
✨✨ヘルマン・ヘッセ✨✨
と聞いて、
最初に何を
思い浮かべますか…?
ノーベル文学賞作家?
中学校の
国語の教科書に
掲載されていた名作短編
『 少年の日の思い出 』?
あるいは
彼の代表作である、
『 車輪の下 』…?
『 車輪の下』は、
光栄にも
審査員のお仕事を
務めさせていただく、
高校放送コンテスト
福岡地区大会
朗読部門の
課題作品のひとつです✨📕✨
ご存知
さまざまな翻訳がありますが、
今回
指定されたのは、
岩波文庫の
実吉捷郎氏の翻訳のもの。
読点のタイミングが
微妙なことさえ除けば、
( 朗読する際には
充分なる注意が必要。
読点通りに切ってしまうと
意味の断絶がおこる💦 )
誠に
素晴らしい文章でした…✨📕✨
少年が青年へと
成長を遂げる時期の
繊細な心境の変化を、
ありありと
手に取れるような
リアルな実感のある描写、
そして
まるで絵画を
見ているかのような、
美しく、色彩豊かで
あざやかな自然描写には、
ほんとうに
うっとりとしてしまいます✨✨
今回の
課題作品のなかで、
もっとも
《 高校生が
どんなふうに朗読するかが
はっきりと聴こえてきた
(イメージできた)作品 》
でもありました…✨📕✨
しかし‼️
しかし‼️‼️
しかーーーーーーし‼️‼️‼️
嗚呼‼️‼️‼️
なんといふ、悲劇……‼️‼️‼️
。・°°・(>_<)・°°・。
自伝的小説とも称される
この名作小説は、
ご存知の方も
多いとは思いますが、、、
【 以下、ネタバレの嵐です 】
主人公の
ハンス・ギイベンラアトは、
シュワルツワルト地方にある
小さな町に住む
秀才でした✨✨
誠に優秀で
たいへん頭が良かったために、
まわりから
あまりにも高く期待されて、
こどもらしい
楽しい遊びやおもちゃなどは
次々と奪われてゆき、
過酷な、過酷な、過酷な、
スケジュールで
詰め込み勉強をさせられ、
試験で一番になること、
首席であることが
あたかも、
何よりも
名誉なことであるかのように
教えこまれて、、、、、、、、、
胸が
痛くなるような
悲しい展開を経た末に、
「 そんなぁ………‼️‼️‼️‼️ 」
。・゜・(ノД`)・゜・。
と、
泣き叫びたくなるような、
痛ましい、悲劇的な
ラストを迎えます。。。。。。
わたしは
中学生の頃、
試験によく出る
超有名な作品である
この小説のあらすじを、
国語の資料集で
知ってしまっていたために💦💦
【 どれほど名作でも
決して、読むまい……… 】と
心に
決めていたのですが、
今回は
審査員のお仕事のために
読みました…✨📕✨
そして、、、、、
息を呑むほど美しい
自然描写、
切なくなるほど
深く深く共感できる
主人公のリアルな心理描写に、
心が、ふるえました…✨📕✨
なるほど
たいへんな名作であると
感動しながら
読み進めてゆき、、、
思わずわたしは
【 かつての日本 】、
偏差値🟰人間の価値、だと
言わんばかりの、
あの
歪んだ学歴社会だった
かつての日本、、、💦💦
その時代に
たまたま学生だった為に
経験することになった、
受験地獄、、、、、、、、、を
苦々しく
思い出さずには
おれませんでした、、、、、
( ・-・̥ )💦💦
わたしの世代には
学歴に
コンプレックスを
持っているひとが
少なくないと思われますが…💦💦
あの時代に
強烈に刷り込まれた
歪んだ価値観は、
現役で
東大や京大に
合格でもしない限り、
柔らかな若者の心に
学歴コンプレックスを
残酷なほど
刻みつけるものだったように、
今でも、
わたしには思われます
( ・-・̥ )💦💦💦
なるほど
この小説が、
日本で
よく読まれてきた理由が
わかります、、、、、
かつて日本には
( いえ、今もなお? )
ハンス・ギイベンラアトのような
若者たちが
数多く
いたのではないか、、、、、
いや、おそらく
たくさんいたと思われます。。。
なぜなら
これからの
受験を苦にして、
あるいは
受験の失敗を苦にして、
かけがえのない命を
自ら閉ざしてしまったひとが
たくさんいたからです…💦💦
( 主人公のハンスは
自殺で亡くなるわけでは
ありませんが、、、、)
わたしたちの世代に
行われた教育の失敗??
その
反省を活かすため??
すこし下の世代から
ゆとり教育が始まりました、、、、、
もしも
わたしが高校生の頃に
この作品を読んでいたら、、、
おそらく
今の500倍は共感し、
ラストの
衝撃も500倍で、、💦💦
もはや
トラウマレベルだったに
違いありません、、、、、
現代の
令和の若者たちは、
この小説を読んで、
何を思い、
何を感じるのだろう、、、、、
きいてみたい、、、、
今回の
課題作品のなかで、
もっとも
【 高校生の朗読が楽しみ 】な
作品です…✨📕✨
アンハッピーエンドでは
ありますが、、、
ぜひとも
多感な10代の頃に
読んでおいてほしい、
たいへんな
名作のひとつです…✨📕✨
最後まで
読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます。
🍀(๑❛ᴗ❛๑)🍀
あなたの毎日にも
たくさんの
幸せが訪れますように…🍀
小島香奈子
朗読音楽会
🍒令和6年度第61回福岡市民芸術祭参加
🍒令和6年度東区芸術文化祭登録
<日時>
2024年10月5日(土)
同内容の2公演
◉マチネ公演 開演13:30
(開場13:00)
◉ソワレ公演 開演16:30
(開場16:00)
<会場>
箱崎水族舘喫茶室
(福岡市・箱崎駅より徒歩)
<出演>
小島香奈子(朗読)
永田斉子(月琴)
*挿絵(吉田稔美・作)の投影つき
・小川未明「月琴」
・スライドショー&トーク “月琴とはどんな楽器? その数奇な歴史を辿る”
<料金>
2,000円(税込)+1ドリンク500円
(事前予約/当日入場 共通)
<後援>
福岡市・福岡市東区・(公財)福岡市文化芸術振興財団・国際芸術連盟・(一社)日本朗読検定協会
<共催>
ルミエールプロジェ
朗読ここ・からあなたへプロジェクト事務局
🍒ご予約・お問い合わせ🍒
いずれかでご予約下さい。
【予約フォーム】
①予約フォーム
②電話:080-5006-1305
(永田)
③メール:yoakenococoa@gmail.com
(小島)
✉️の場合
・お名前・ふりがな・第1ステージor第2ステージ・緊急連絡先のお電話番号をご明記のうえ、
ご予約くださいませ🍀
①予約フォーム③メール
事務局からのメール返信をもって
予約確定となります。
返信が届かない場合は、
迷惑メールフォルダーをご確認下さい。
3日以上返信が届かない場合は、
誠に恐れ入りますが、
再度お申し込み下さいませ。
m(._.)m
🍀小川未明🍀
( この写真は パブリックドメインです♬.*゚ )
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福岡市にゆかりのある作家
夢野久作の名作を、
福岡市を拠点に活動する
プロの朗読と
クラシックギターの音色で
お届けする、
オール夢野久作公演!!
🍒令和6年度第61回福岡市民芸術祭参加
🍒令和6年度東区芸術文化祭参加
朗読ここ・からあなたへプロジェクト
『朗読とギターで奏でる物語』
〜夢野久作に捧ぐ〜
🍀とき🍀
2024年11月17日(日)
⚫︎第1ステージ
開場 13:00〜
開演 13:30〜15:00 頃(予定)
⚫︎第2ステージ
開場 16:30
開演 17:00〜18:30頃(予定)
※第1ステージ・第2ステージで
プログラムは変わります。
※終演時刻は、あくまでも予定です。多少前後する場合があります。
🍀ところ🍀
箱崎水族舘喫茶室
(〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎 1-37-21)
🍀入場料🍀
2,000 円(税込)
+ワンドリンク 500 円(税込)
/回
※事前予約・当日共通
※いずれも完全予約制
🍀出演🍀
・小島香奈子(朗読)
・岩松知宏(クラシックギター)
🍀定員🍀
25名/回【要・予約】
🍀ご予約・お問い合わせ🍀
朗読ここ・からあなたへプロジェクト事務局
メール:yoakenococoa@gmail.com
①お名前(ふりがな)
② 第1or 第2ステージ
③人数
④連絡先番号
明記の上 メールにて
ご連絡くださいませ🍀
※2ステージ通しての
ご予約も可能ですが、
料金はそれぞれかかります。
※事務局より ご予約受付の
メールを差し上げた時点で、
ご予約完了となります。
🍀主催🍀
・朗読ここ・からあなたへプロジェクト事務局
🍀後援🍀
・福岡市
・(公財)福岡市文化芸術振興財団
・一般社団法人日本朗読検定協会
🍀企画・演出・出演・運営🍀
・朗読ここ・からあなたへプロジェクト事務局
🍀夢野久作🍀
( この写真は パブリックドメインです♬.*゚ )
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