こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
生まれて
初めて
【 講談 】を聴きました‼︎
いま
もっとも
チケットが
取れないことで有名な
講談師・神田松之丞さんの
講談漫遊記 vol.2 赤穂義士伝
〜堀部安兵衛特集〜
「安兵衛 駆け付け」
「安兵衛 婿入り」
「荒川十太夫」
「…こんなに凄いひとが、いたんだ。。。‼︎」
鳥肌が立つほど
感動しました……‼︎
わたしは
恥ずかしながら
ほんとうに
なにも知らない状態で
客席に座りました。
オープニング。
松之丞さんは
講談とは
どのようなものなのかを
とても
丁寧に
わかりやすく
説明してくださり…
( 松之丞さんのお話によると
福岡公演は、全国でいちばん
「枕」が 長くなったのだそうです。。。)
口演の途中にも
現代では
使われなくなった言葉や
当時の
文化や慣習などを
さりげなく
でも
わかりやすく
生き生きと
教えてくださいました。
それが
ちっとも
お話の流れを
邪魔しないのです。。。
すっと
説明して
パッと
鮮やかに 戻る。
あ の、呼 吸。。。‼︎
そして
あ の、声。。。。‼︎
お話の世界が
息を飲むほど
鮮やかに
鮮やかに
表現されて……
まるで
映画のように。。。
いえ…
まるで
バーチャルリアリティの世界に
入り込んだように。。。
いま
目の前で
現実に
起こっていることのように…
物語が
生き生きと
展開してゆくのでした。。。🍀
張り扇と
扇子の
パァッン‼︎‼︎
という
小気味好い、音。。。
松之丞さんの
豊かで
変幻自在の声…‼︎
いったい
何人の人物を
演じ分けたことでしょう…‼︎
コミカルなお話も…
しんと胸に染み入る、切ないお話も…
上半身のみの動きと
顔の表情と
声、だけで。。。。‼︎
あぁ…‼︎
ほんとうに、素晴らしい…‼︎
あまりの
素晴らしさに
心から
感動した方は
どうやら
わたしひとりでは、なかったようです。。。
お話が
終わる前に
会場は、大喝采。。。‼︎‼︎
すかさず
松之丞さんから
「フライング拍手は、やめてください。」
と
会場のみんなが
注意をされてしまった…
という一幕も。。。
松之丞さん…。
ごめんなさい。。。
邪魔するつもりは
なかったのです……。。。
あまりにも
あまりにも
素晴らしすぎて……
みんな、思わず。。。
拍手喝采
してしまったのです。。。
松之丞さんは
今はもう
東京で…
今日は
落語のお仕事を
なさっているようです。。。
講談って
おもしろいなぁ…‼︎
素敵だなぁ…‼︎
ジャンルの違いに由来する
表現上の違いは
たくさん、たくさん、ありますが…
【 朗読 】も 【 講談 】も
声で、ひとが、ひとに、物語を、物語る。
…という
おおきな共通点があると
わたしは、感じました。
そして
【 人 間 の 声 の 可 能 性 】
を
つよくつよく、感じました‼︎
こんなに
すごいことが
声だけで
出来てしまうんだ。。。‼︎
言うまでもなく
松之丞さんは
天才が
努力なさった
素晴らしい高みに
達してありますが…
わたしも
わたしなりに
一歩、一歩
朗読表現を
磨いてゆきたいと
あらためて
心から
思いました。。。🍀
(╹◡╹)
小島香奈子