こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
朗読講師や
話し方講師をしていて
いつも
つよく感じることは…
【 声 】というものが持つ
力と
不思議さ。。。
です。
親しいひとと
話すとき
わたし達は
相手の 【 声 】を
聞くだけで
そのひとの
そのときの
体調や
気持ちを…
かなり高い精度で
感じていますよね。。。
それほど親しくはない
ひとでも…
なんとなく
そのひとが
考えていることや
思っていることを
肌に
感じることが
あったりしますよね。。。
それは
きっと
【 声 】には
驚くほど
たくさんの情報が
良くも悪くも
乗ってしまうから。。。
すこし前に
講座で
こんな実験を
したことがあるんです。。。♪♪
おなじひとに
① なにも考えずに
「 赤 」
と言ってもらったときと、
② 燃えるように
赤い 赤い 紅葉を
しっかりと、イメージして
【 赤 】
と言ってもらったとき…
聞き役だった
生徒様たちは、なにを感じたか。。。
① 全員、特になにも感じることはなく、
特定のイメージは浮かびませんでした。
②ほとんどの方が、何かしら 【 赤いもの 】を
はっきりと、想像しました。
それは
曼珠沙華だったり…
炎だったり…
苺だったり…
リボンだったり…
鮮やかなチャイナ・ドレスだったり…
ひとそれぞれでしたが。。。
たしかに
聴き手は
【 赤 】のイメージを
はっきりと
受けとっていたのです。。。🍀
「 色のイメージ 」ですら
ここまで
はっきりと
聴き手に、届くのです。
まして
あなたが
つよく
つよく
感じていること。
考えていること。
イメージしていること…は
かなりの精度で
聴き手に
確実に、届いているはず……。
それが
「上手くみせよう…」という思いでも
「誠実に届けよう…」という思いでも。。。
あなたが
考えていることは
声に乗って届くから…
あなたが
思っていることは
声に乗って届くから…
【 声を磨く 】ということは…
【 心を磨く 】
【 思考を磨く 】
ことと
おなじだと
わたしは
いつも、思うのです。
小島香奈子