こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
わたし達
人間の魂は
どこか
深いところで
つながっているのでしょうか…。
優れた
文学作品に
触れていると
ときおり
そんなふうに
感じることが あります…🍀
わたしにとって
工藤直子さんの
『こどものころに みた空は』
という詩は
まさに
そんな作品です。
この詩に
触れたとき
胸の奥に
よみがえったものは
まぎれもなく
こども時代に
見上げた 青空。。。
幼い頰を
撫でていった
やわらかな風と
ちっぽけな
わたしに
あたたかく
ふりそそいでいた
清らかな、光。。。。🍀
土の匂い。
ともだちの声。
揺れるぶらんこ。
ジャングルジムの影。
ツツジの花の蜜。
シロツメクサの首かざり。
桜並木。
木漏れ日の道。
親友の笑顔。
手をつないで帰った道。。。
こんこんと
思い出が
あふれてきて
その
あまりの
鮮やかさに
思わず
息をするのも
忘れるほど。。。
こんなことって
あるんだなぁ…。
たった
一編の詩が
これほどまでに
魂を
揺さぶってくることが。。。
この詩に
書かれてあることを
たしかに
こどもの頃の
わたしは
知っていたではないか……。
わたしは
静かに
確信します。
わたし達
人間は
きっと
つながっている。。。
とても
とても
深いところで。。。
小島香奈子
🍀小島香奈子の朗読イベント情報（╹◡╹）🍀 https://acros-info.jp/events/16602.html
