こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
ここ
20~30年ほどで
日本では
全世代が
若くなったと感じるのは
わたしだけではないと
思います。
これは
もしかしたら
寿命が
延びたこととも
関係が
あるのかもしれません。
たとえば
わたしがこどもの頃
ドラマや
小説などで
30代は
すでに中年として
描かれていましたが
現在の
日本では
雑誌の
特集などで
いまだ
【 女 子 】と呼ばれる
若い存在です。
たとえば
わたしがこどもの頃
60代の方々は
すでに
「 おじいさん 」 「 おばあさん 」
という感じで
ご本人たちも
そのように振る舞い
周りも そのように
接していたような記憶があります。
けれども
現在の
日本では
60代の方は
まだまだ
活力に満ちあふれ
充実した
成熟した
中年期
という
印象を受けます。
他の世代も
同様です。
心身ともに
みずみずしく、若々しい時代が
長くなったことは
たいへん
喜ばしいことだと
わたしは思います。。。🍀
けれど
その一方で
人生には
【 成熟する 喜び 】がある
と
わたしは
考えています。
身体の成長が
止まったあと
長い長い
時間をかけて
ひとは
ゆっくりと
成熟してゆきます。
そして
成熟するには
どうしても
【 時間 】が必要です。
ある経験を
通して
短期間で
成長することは
ありますが
やはり
真に
成熟するためには
長い長い
時間が必要だと
わたしは
思うのです。。。
朗読表現について
言うと
物語の
解釈をするうえでも
物語を
声で表現するうえでも
心の成熟は
おおきな
おおきな力となります。
そして
ほんとうの意味で
朗読表現に
深みや、厚みや、幅が
出てくるのは
50歳を
過ぎてから…
とさえ
言われているのです。
年齢を重ねる、喜び。
成熟する、喜び。。。🍀
若さという
輝きのあとには
成熟という
輝きが待っている。。。🍀
ほんとうに
生きるって
素敵なことですね。
小島香奈子
🍀小島香奈子の朗読イベント情報(╹◡╹)🍀 https://acros-info.jp/events/16602.html