♡小島香奈子の今日も朗読日和♡

🍀福岡市在住の朗読家・朗読講師の小島香奈子のブログです🍀

◆春休み、みたいだな。

 

 

こんにちは。

朗読家・朗読講師の小島香奈子です。

 


祖母の

五七日法要のとき

 


和尚様が

こんなことを

教えてくださいました。

 


仏教では

ひとが亡くなったあと

 


仏様になる( 成仏する)までを

中陰( ちゅういん)と呼び

 


この期間は

 


すでに人間ではなく

まだ仏様でもない存在…

 


だというのです。

 


そのお話を

伺いながら

 


(  あれ…。

     この感じは

     なにかに、似ているな…。)

 


と思いました。

 


しばらくして

ようやく 

思いあたりました。

 


この感じは

 


【  春休みに、似ている。】のです…‼︎

 


例えば

 


すでに

小学生ではないけれど

 

 

まだ

中学生ではない、とか。。。

 


すでに

学生ではないけれど

 

 

まだ

社会人ではない……

 


というような、あの感じです。

 


そして

なにか

 


深く

納得できたような

気持ちになりました。。。

 


日本では

 


今までいた

場所を卒業して

 


新しい場所へと

ステップアップするとき

 


春休みが、あります。

 


大抵の場合

大きく環境が変化しますし 

 


それに伴って

 


生活も

大きく変化します。

 


昨日まで

小学生だったのに

明日から中学生…とか

 


昨日まで

学生だったのに

明日から社会人…では

 


あまりにも

急過ぎて

 


大きな変化に

対応することができません…。

 


そこで、【  春休み  】なのです。

 


春休みを

過ごしながら

 

 

わたし達は

 


なにかが終わり

なにかが始まることを

 


受け入れる

準備を整えるのです。

 


どちらにも

属さない

 


一見

中途半端な立場である

期間は

 


新しい世界に

適応してゆくために

 


必要な

時間なのでしょう…。

 


仏教における

四十九日には

 


故人の

魂のためだけではなく

 


残された家族が

新しい毎日を

受け入れるためにも

 


必要な

時間であるように

 


わたしには

思えるのです。。。🍀

 

 

 

小島香奈子

 

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