こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
平成最後の
福岡県 高文連 高校放送コンテスト
福岡地区大会
朗読部門の
審査員を
務めさせていただくことになり…
課題作品を
ひとつひとつ
丁寧に
読みこんでいるところです🍀
そのうちの一冊。
昨年
映画化もされた
宮下奈都さんの
『 羊と鋼の森 』（ 文春文庫 ）。
第154回
直木賞の候補作に選ばれ…
2016年
第13回本屋大賞で
大賞に選ばれたので…
ご存知の方も
多いと思います。
文章が
とにかく
みずみずしくて、美しい。。。🍀
静かで
柔らかくて
いい匂いのするような…
たいへん
素晴らしい文章なのです。。。🍀
そう
つまり
どのページも
朗読したくなるような
薫り高い
文章なのです。。。🍀
そして
物語のなかで
丁寧に紡がれる
主人公
外村青年の成長と…
外村を囲む
魅力的な人物たち。。。
内容は
ぜひ
この小説を
読んでいただきたいので
秘密です。。。🍀
わたしが
この小説を読んで
強く強く
感じたことは…
この物語に
高校時代に
出会えることの、幸福。。。🍀
若さ、ということ。
自分の
生きる道をみつける、ということ。。。
高校生の皆さんが
これから
経験するであろうこと…。
きっと
誰もが経験するであろうこと…。
それを
ほんとうに
丁寧に、丁寧に
宮下奈都さんは
描いていらっしゃるのです。。。🍀
わたしは
遠い高校時代や
まだ社会人に
なりたてだった頃の
自分を思い出して…
泣きながら読みました。
あぁ…。
この気持ち…。
わかる、わかる、と
頷きながら。。。
この
みずみずしい物語を
高校生の皆さんが
どのように
表現してくれるのか……
放送コンテスト
福岡地区大会の日が
いまから
とっても楽しみです🍀
小島香奈子
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