こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
わたしは
音楽については
まったくの素人ですけれど
コンサートは
大好きで
仕事の
都合がつけば
喜んで
聴きにいきます ♪♪
わたしの
好きなコンサートは
椅子に
きちんと着席して
静かに
音楽に耳を澄ます……
そんな種類の
コンサートです。
演奏家が紡ぎだす
美しく磨きあげられた
音の一粒、一粒を…
決して
聴きもらすまいと
息をひそめて
しっかりと
じっくりと
聴き味わうのが
とても好きなのです。。。♪♪
ですから
どうしても
クラシックが
メインになってきます。
ところが。。。
わたしは
音楽に対する知識が
乏しくて…
学生時代に
習った知識が全てです…。
（ それさえも
長い長い年月が経ち…
すっかり風化してしまっています…。）
クラシックコンサートを
聴きに来られる方々は
どうやら
大半の方が
音楽の流派や
作曲家のエピソードや
曲に
まつわる知識を
豊富に
持っておられるようで…
演奏家の方が
演奏の合間に
口にする専門用語にも
くすくす
笑ってみたり…
深く頷いていたり…
感嘆のため息を
漏らしたりして…
きちんと
反応していらっしゃいます…。
もちろん
わたしには
ちんぷんかんぷんなので…
キョトン
と、するしかありません…。
まして
イタリア語や
スペイン語なとが飛び出すと
もう
本当にお手上げで
意味が
まったくわかりません……。
（ とほほ。。。）
薄暗い客席で
パンフレットの
解説に
懸命に
目を通しながら……
この曲のことかな…？？
今の奏法のことかな…？？
と、想像しながら
聴くより仕方がありません……。
一番悲しいケースは
どこまでがこの曲で
どこからが次の曲だったのかが
まったくわからなかった…
というものです。
知らない曲を
続けて演奏されると
わたしには
もうわからなくなってしまうのです。。。
そんなとき
わたしはいつも思います。
これは
もしかしたら…
【 朗読イベント 】でも
おなじことが
起こっているのではないかな、と。。。
朗読表現には
楽器の奏法のように
きちんと
名前のついた
表現方法はありませんが
たとえば
朗読する作品のことや
その作品を書いた
作者のことなど……
【 有名だから、知っていて当然 】
という前提では
楽しめないお客様も
いらっしゃるのではないかな…。
なぜって
表現を
楽しみ味わう感性と
知識がある
ということは
まったく
別のことですから…。
知識がなくても
心がふるえることはあります。
（ その逆も、ありますが… 。）
けれど
もしも
その作品や
作家にまつわる
エピソードを
知ったら…
もっともっと
楽しめる、興味深くなる…
そういうことは
あると思うのです。
また
どれほど有名な作品でも
タイトルをカットして
異なる作品を続けて朗読したら……
どこから
別の作品が始まったのか
わからなくなってしまう方も
いらっしゃると思うのです。。。
（ 国語の時間に学んだ
たいへん有名な作品でも…
全部 読んだことはないという方は
けっこういらっしゃるものです。
わたしだって
文学史に掲載されていた
すべての作品を読破はしていません…。 ）
ですから
わたしは
自分が開催する
朗読イベントでは
可能な限り
わかりやすく、丁寧に
作品や作家の
エピソードを
ひとこと
添えるようにしています。。。🍀
（ 長すぎるのはNGです。
簡潔に、わかりやすく伝えるのが大切 ‼︎ ）
常に
初めて
朗読を聴くお客様にも
朗読が大好きで
朗読耳をお持ちのお客様にも
楽しんで頂けるように。。。 🍀
という視点で
イベント作りをしたい…
そう思っています🍀
小島香奈子
🍀 小島香奈子の朗読公演情報 🍀
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