こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
昨日、訪れた…
🍀 高野山金剛峰寺襖絵完成記念 🍀
千 住 博 展
〜 日本の美を極め、世界の美を拓く 〜
今回の
展示会の目玉は
2020年に
高野山金剛峰寺に奉納される
見事な大作
《 断 崖 図 》と 《 瀧 図 》
ですが…
もちろん
それ以外にも
ハッとする作品がありました ‼︎
そのうちのひとつが
2015年製作
軽井沢千住博美術館蔵
《 龍神I・II 》です。。。🍀
全長２２メートルを超える
屏風仕立ての画面いっぱいに
描かれた、瀧。。。‼︎
この瀧は、なんと
蛍光塗料で描かれていて
ブラックライトを
当てると…
水流が
青白くひかりながら
浮かびあがり…
【 夜の瀧 】が現れるのです。。。‼︎
通常の照明から
ブラックライトへは
およそ９０秒かけて
ゆっくりと切り替わります。。。
その９０秒間で
朝から昼…
昼から夕暮れ…
夕暮れから夜へと…
瀧の一日の変化を
楽しむことができるのです。。。‼︎
なんという
斬新なアイディアでしょう…‼︎
千住博さんは
千年前とおなじ技法で
日本画をお描きになったかと思えば……
このように
現代日本だからこそできる
新たな
取り組みにも
柔らかな心で
挑戦できるのですね。。。🍀
このあたりが
一流の方は違うな、と感じます♬
（╹◡╹）
しっかりと
受け継ぐべきものは、受け継いで…
それでいて…
現代だからこそできる
まったく新しい技法にも
果敢に挑戦なさる。。。🍀
まさに
俳聖・松尾芭蕉が
『 去来抄 』で提唱した
不 易 流 行
ですよね ♬
（ 不易流行 は
旅の中で見出した
蕉風俳諧の理念の一つです。。。🍀
「 不易を知らざれば
基立ちがたく、
流行を知らざれば
風新たならず 」
『不易』とは、
時を越えて不変の真理をさし、
『流行』とは、
時代や環境の変化によって
革新されていく法則のことです。）
この作品だけは
写真撮影や
SNSなどで紹介することが
許可されていました ♬
わたしは
撮影は得意ではありませんが…
たいへん
美しい作品でしたので
ご紹介いたします♬
すこしずつ
ひかりが移ろい…
水流が
青白く光る様です。。。🍀
※ 写真では、実物の美しさを
お伝えできないのが残念です…‼︎
小島香奈子
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