♡小島香奈子の今日も朗読日和♡

🍀福岡市在住の朗読家・朗読講師の小島香奈子のブログです🍀

◆生みの苦しみ♬

 

こんにちは。

朗読家・朗読講師の小島香奈子です。

 


ついに

締め切りが

近づいてきました。。。

 


何の締め切りかというと…

 


8月24日(土)に

国の重要文化財

旧福岡県公会堂貴賓館で開催する

 

 

🍀    朗読ここ・からあなたへプロジェクト  🍀

 

 

      『  朗読とギターで奏でる物語  』vol.4

               〜    洋館で聴く怖い話  〜

 

 

       小島香奈子の朗読ワークショップvol.6

   〜  宮沢賢治『ざしき童子のはなし』を

      読もう!  〜

 

 

セットイベントで

使用する曲のリクエスト表です♬

 


ここでいう曲とは

BGMだけではなくて、効果音も含みます♬

 


今回も

ゲストミュージシャンには

 


プロの

クラシックギタリスト

岩松知宏氏をお迎えしております🍀

 


岩松さんとは

2days朗読ワークショップも含めると

 


過去に4回

朗読イベントで

コラボレーションしてきました🍀

 


過去4回での

音づくりは…

 


わたしが事前に

《  曲の雰囲気やイメージ  》を

 


言葉で書いた

リクエスト表を作成して

 


岩松さんにお渡し

 


候補曲を

かなりたくさんご用意して頂いて…

 


リハーサルで

ひとつひとつ試してゆく。。。♬

 


というやり方で行ってきました。

 


けれど

回を重ねるうちに…

 


わたしのなかで

かなりはっきりとした

 


              ♬    この曲を使いたい   ♬

 


というイメージが

湧いてくるようになりました。

 


岩松さんをはじめ

 


いろんな方の

コンサートに行くことで

 


クラシックギター

曲の知識が増えてきたことも

 


理由の

ひとつだと思います。

 


そこで

今回からは

 


どの作品に

どの曲を使用するかも

 


わたしが

リハーサルの前に

 


自分で

決めることにしたのです♬

 


この作業は

先月5月25日(土)の

朗読イベントが終わると

 


すぐに

とりかかり始めました ♬

 


朗読の場合

 


音楽を

つけるときには

たいへん慎重になる必要があります。。。

 


なぜなら

 


音楽が朗読の

トーンと方向性を

決定してしまうからです。

 


どれほどの

名文であっても…

 


また

読み手に

力がある場合であっても…

 


生演奏の

音楽と共に表現するとき

 


音楽が

作り上げる世界観こそが

 


聴き手の耳には

もっともパワフルに届きます。

 


たとえば

 


悲しいメロディが

流れているときに

 


純粋な喜びを

朗読で表現することは

 


至難の業…

というよりは、不可能です。。。

 


試していただくと

おわかりになると思います。

 


その逆もまた然り。

 


音楽の力は

ものすごく大きいのです。

 


まして

プロの生演奏となると……。

 


このことを

しっかり頭に入れておかないと

 


本番で

物語の世界の構築に

 


大失敗する

可能性があるのです。。。

 


わたしは

よく朗読会にいきます。

 


大抵の場合

CDか生演奏で

バックに音楽が入ります。

 


ときどきですけれど…

 


作品の世界観と

BGMの世界観とに

 


大きな

ずれが生じている

 


残念な朗読を

聴くことがあります…。

 


このときの

違和感の大きさときたら。。。

 


もちろん

作品の解釈は

ひとそれぞれですから

 


そのステージで

朗読している読み手の解釈と

 


わたしの解釈とが

大きく異なることはあります。

 


しかし

解釈の違いで

説明できないほどに

 


物語の持つ

文体のリズムや世界観と

 


BGMの

リズムや世界観が

 


大きく

ずれてしまっていることもあるのです。。。

 


わたしは

ひとりの観客として

 


その

ずれにも

しっかりと耳を澄ませます。。。

 


そのときの

居心地の悪さや

 


ざらりとした

違和感を知ることも…

 


また大切な

朗読の勉強だからです。

 


自分は決して

おなじことをしないように。。。

 


さて。

そういうことも含めて

 


わたしは今…

 


8月24日(土)の

音づくりに取り組んでいます♬

 


心がけていることは…

 


《  オール怖い話  》だからといって

 


安直に

 


全曲いかにも

おどろおどろしい曲にはしない…

ということです。

 


それは

《  恐怖に、奥行きを与えるため  》です。

 


ただ怖いだけではなくて…

 


そこに

描かれている

《  人間というもの  》を

 


お客様に

感じて頂きたいのです。。。🍀

 


物語の

ジャンルが

ホラーというだけで

 


やはり

そこには

 

 

《  人間  》が描かれているのです。

 


人間でないものが

登場するお話でさえ…

 


やはり

その存在を通して

 


結局

描かれているのは

 


《  人間  》なのです。。。

 


このあたりを

 


わたしなりに

深く深く追求しながら……

 


締め切りの時間を

睨みながらの……

 


                       ♬    音づくり   ♬

 


今回

自分で選んだ

物語たちを通して

 


お客様に

最大限に楽しんで頂くには……?

 


わたしの声と

クラシックギターの音色で

どこまで表現出来るのか……

 


楽しくて、苦しい

苦しくて、楽しい試行錯誤。。。♬

 


わたしの

生みの苦しみは

 


締め切りの

瞬間まで続きます ♬

 

(  なんだかんだ言って

      結局  楽しいのです♬  )

 

 

8月24日(土)に

お越しくださるお客様。。。🍀

 


どうぞ、お楽しみに♬

🍀(╹◡╹)🍀

 

 


小島香奈子

 

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