こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
わたしは
朗読コンテストが、大好きです♬
自分が
出場することも…🍀
審査員を
務めさせて頂くことも…🍀
どちらの立場でも
朗読コンテストに
携わることが、とても好きです ♬
わたしがそう言うと…
多くの方は
たいへんびっくりなさいます…。
どうやら
多くの方にとって
コンテストは
あまり楽しめる場所ではなく…
どちらかと言うと
苦しい
場所のようなのです。。。
《 朗読を、他者と競うなんて…!! 》
《 朗読に、点数をつけるなんて…!! 》
そういう風に
思う方も多いようですし…
なかには
《 優勝しなくては…!!
というプレッシャーに
押し潰されそうになる…。 》
という方もいらっしゃいます。
もちろん
【 コンテストを、どのように捉えるか 】は
ひとそれぞれです。
いろんな
捉え方や、携わり方があって良いと
わたしは思っています…🍀
ですから今日は
わたしが
個人的に思う
朗読コンテストの
素敵な魅力について
お話をしたいと思います♬
わたしが考える
朗読コンテストの
大きな魅力は、次の3つです♬
① 優れた朗読を
たくさん聴くことができる。
② 素晴らしい朗読家の方と
知り合いになれる可能性が高い。
( しかも
ご縁があった場合には…
たいへん嬉しいことに
仲良くなれることもあります…🍀 )
③ コンテストに向けて
一生懸命練習したり…
コンテストで
優れた朗読に触れることで…
短期間で
ぐんぐん成長する可能性が高い。
つまり
コンテストを通して
朗読家として
大きく成長出来る可能性が高く…
素晴らしい
朗読仲間が出来る
可能性が高いのです…!!
これは
わたしにとっては
言葉に
出来ないほどに
素晴らしく
魅力的なことだと言えます…🍀
現に
今わたしが
心から
大切に思い…
尊敬している
朗読仲間のほとんどは…
朗読コンテストや
朗読のオーディションで
出会った方々なんですよ♬
わたしたちは
ライバルとして出会い…
真剣勝負を
潜り抜けたあとで
朗読について
心から熱く語りあえる
かけがえのない
仲間となることが出来たのです。。。🍀
( もしも
コンテスト会場や
オーディション会場で
再会した場合には…
その時だけは
良きライバルですけどね…🍀 )
ちなみに
今のわたしは
コンテストの
結果や順位には…
実はあまり
こだわっていません。。。
だからこそ
純粋に
コンテストを
楽しめているのだと
わたしは
自分を分析しています。。。🍀
実は
そんなわたしも
学生時代から
30代の半ば頃までは…
朗読コンテストの
結果や順位を
たいへん
気にしていました。。。
優勝どころか
入賞出来ずに終わったときには
半月ほどは
そのことを引きずって
ひどく
落ち込むことも
しょっちゅうでした。。。
そんな
わたしが
なぜ
コンテストの結果に
とらわれなくなったかというと。。。
ちょうど
30代半ばを過ぎた頃に
🍀 朗読コンテストの審査員のお仕事 🍀
のオファーを
頂いたことがきっかけでした。。。
この
お仕事を通して
わたしは
生まれて初めて…
《 審査するひとの気持ちを、知った。。。》
のです。
当たり前のことですが…
審査員も、人間です。。。
朗読の
神さまではありません。。。
もちろん
審査員として
主催者の
みなさまに
選んで頂けたことは
この上なく
光栄なことですし…
精一杯
誠実に、真剣に、責任を持って
自分の
持てる限りのものを総動員して…
出場者の方
おひとり、おひとりの
朗読表現と
向きあっています。。。🍀
審査員の
お仕事をする前日は
充分に
睡眠を取って体調を整え…
万全の体制で
審査に臨めるように心がけています。。。
( どんな朗読を聴けるのか
楽しみなあまりに
わくわくしてしまって
寝つけないこともありますが…
ちゃんと床について
目は、閉じています…!! )
そして
精一杯
最大限の集中を…
出場者の
みなさまの朗読に、注ぎ込みます。。。
それでも…。
迷うのです。。。
悩むのです。。。
判断に、苦しむのです。。。
今日
このコンテストに向けて
どんな気持ちで…
どれほどの
時間と労力をかけて…
練習してきたのかが
ひしひしと
伝わってきますから…
迷うのですよ。。。
悩むんですよ。。。
苦しいときも、あるんですよ。。。
もちろん時には
群を抜いて
質の高い表現をなさる
出場者の方もいらっしゃって…
感動で
胸が、ふるえることもあります。。。🍀
そんな表現に
出会えたときには
拍手を送る気持ちで
迷わずに
高得点をつけることができます♬
その出場者の方が
それまでに
積み重ねたであろう…
時間と、労力と、情熱に対して
尊敬と
賞賛の気持ちを込めて。。。🍀
しかし
大抵の場合には
それほど
大きな差は無いことが多いので…
審査員は
苦しむこととなるのです。。。
( 誤解のないように
お伝えしておきますと…
苦しみこそしますが…
審査員のお仕事は
非常にやりがいのある
お仕事だとわたしは思っています…🍀 )
その経験を経て…
わたしは
それまでに
自分が出場した
すべてのコンテストの
すべての
審査員の方々に…
感謝の気持ちが
込み上げてきたことを
よく覚えています。。。🍀
そして
それから後は
コンテストの
結果や順位には
こだわらなくなったのです。。。
《 コンテスト結果は、時の運。 》
そう
心から
思うようになったのです。
もしも
出場者が
ひとりでも違えば…
審査員が
ひとりでも違えば…
エントリーナンバーが
すこしでも違っていたら…
コンテストの開催が
前日か、翌日だったなら…
課題作品が
異なる作品だったなら…
コンテストの結果は
変わりうるものなのです。。。
ですから
もし
良い結果でも
自惚れて
調子に乗らないように
気をつけるべきだと思いますし…
もし
悪い結果でも
落ち込む必要は
まったくないと思っています…🍀
冷静に、謙虚に
きちんと
振り返りを行なって…
自分の課題を
次に活かすことが出来たなら…
それは
大きな財産となるだけです…🍀
コンテストに挑戦すると
得られるものは数多くありますが…
失うものなんて
ひとつもないと
わたしは思っています。。。🍀
そのように
コンテストの結果に
こだわらなくなってみると…
後に残ったのは
非常に
素晴らしいものばかりだったのです。。。🍀
コンテストでしか味わえない
あの緊張感…!!
あの高揚感…!!
あの達成感…!!
そして
控え室での
わくわくするような
コミュニケーション。。。(╹◡╹)♬
朗読を通して
出会いが、広がってゆく。。。🍀
ひとと、ひとが、繋がってゆく。。。🍀
朗読を
していなければ
出会えなかった方々と
出会える、ということ。。。🍀
朗読についての
熱い思いを、分かち合えるということ。。。🍀
表現のスタイルは
ひとそれぞれであっても…
朗読への
熱い思いは
おなじだということ。。。🍀
たとえ
数字で評価されても…。
順位が
つけられたとしても…。
色褪せないものが
あるということ。。。🍀
未来に向かって
輝くものがあるということ。。。🍀
朗読コンテストって
そういう場所なのです。
あくまで
わたし個人にとっては…ですけどね♬
🍀(╹◡╹)🍀
小島香奈子
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