こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
わたしは今
『 城下の人
新編・石光真清の手記(一)
◆石光真清 / 石光真人・編
◆中公文庫
を、
たいへん楽しく
読み進めています♬(╹◡╹)♬
実は
この本は
来月
開催される
高校生の
朗読コンテストの
課題作品のひとつなのです…🍀
わたしは
この朗読コンテストの
審査員を
務めさせていただくので…🍀
先月から
じっくりと
課題作品を
読み込んでいるのです♬
この
分厚い手記を
まだまだ
読み始めたばかりですが…
すでにかなり
夢中になっています!!
というのは。。。🍀
この手記は
明治元年から
スタートするのですが。。。
江戸時代の
名残を色濃く残しながら
明治の世へと
ダイナミックに変化してゆく
激動の時代を…
多感で聡明な
石光真清少年が
明るく
無邪気に
過ごしている様と。。。🌸
激動の時代を
懸命に生きようとしている
まわりの
大人たちの姿に
深い共感を
覚えるからなのです。。。🍀
また
わたしは
恥ずかしながら
この手記を
手に取るまでは。。。
手記というものは
歴史学的には
たいへん
価値のある
資料であったとしても…
《 読み物として
おもしろいのかしら…? 》
と、
疑問に
感じていたのです。。。
まして
朗読コンテストの
課題作品になるくらい
鑑賞に
耐えうる文章なのかなぁ…と
思っていたんです…💦💦
けれども
この手記に
目を通し始めると…
わたしは
自分の愚かさを、恥じました…💦
この手記は
読み物としても
誠に
おもしろい
作品だったのです!!
🌸(╹◡╹)🌸
すでに
読み終えた
他の
課題作品である
藤沢周平の
短編集『 驟雨( はしりあめ) 』や、
ノーベル文学賞作家
『 トニオ・クレーガー』に
負けないくらいに
読み物として
充分におもしろくて…♬
また
ついつい
朗読したくなるような
素晴らしい文章なのです♬
登場人物たちが
実に
生き生きと、描かれていて…🌸
まるで
映画かドラマを
観ているかのように
情景が
ありありと
あざやかに浮かんできます…🍀
舞台は
わたしの住む福岡県の
お隣の県である、熊本県…🍀
そして
九州人には
馴染みの深い、美しい城
熊本城の
城下のひとびとの、物語…🍀
つい
親しみを
覚えてしまいます!!
しかも
それだけではなくて♬
さきほども
お話したように
激動の時代を
ひたむきに生きる、姿…!!
まさに、今
わたしたちも。。。
激動の時代を
懸命に
生きていこうとしていますよね…🍀
なにが
正解かなんて
誰にもわからないなかで
みんな
手探りの状態で…
それでも
前に、前に、
進もうとしていますよね…🌸
今の
わたしたちは
もしかしたら。。。🍀
江戸時代から
明治時代への
なにもかもが
あまりにも急激に変化した
激動の時代を…
必死で生きた
ひとびとの心境と
近いものが
あるかもしれません。。。🍀
なぜなら
わたしたちも
こどもの頃から
信じていた価値観やルールが
次々と
変化している
激動の日々を
生きていますからね。。。🍀
そうかぁ…。
時代って
こんな風に
音をたてて
移り変わってゆくんだなぁ…。
きっと
世界史にも
日本史にも刻まれる
今年の
それに伴う
大きな社会の変化。。。🍀
こんな時代に
生まれてきたのならば
いっそ
この激動の時代を
楽しんでしまいたいなぁ…♬
🍀(╹◡╹)🍀
明治の世を
懸命に生きたひとの姿に
自分の姿を
重ね合わせて
そんなことを、考えました…🍀
いつも
最後まで
読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます!!
🍀(╹◡╹)🍀
あなたの毎日にも
たくさんの
幸せが訪れますように…♬
小島香奈子
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