こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
更新しました♬(╹◡╹)♬
村山籌子の詩
〈あかい、やさしい はなもやうが〉
という詩です…🍀
この作品で
YouTubeへの投稿は
154本目となります♬
この作品も
青空文庫で、読むことができます…🍀
♬ こんな感じで、朗読しました ♬
( ↑ このURLをクリックすると
動画に飛びます♬ )
村山籌子さんの詩
〈あかい、やさしい はなもやうが〉
繊細な
みずみずしい言葉で
少女の心境が
細やかに描かれていますね…🌸
切なくて、
いじらしくて…🌸
胸が
キュンとするような
素敵な詩です。。。🌸
わたしはまず
この作品の
ちょっと長めの
タイトルに、惹かれました♬
歴史的仮名遣いから
ふわりと
たちのぼる
言葉の、佇まい…🌸
青空文庫の
解説によると…🍀
※〈 〉付きの表題は
作品の冒頭をとって、
底本編集時に与えられたものです。
と、ありました…🍀
◆底本◆
『日本児童文学大系 第二六巻』
1978(昭和53)年11月30日初刷発行
◆底本の親本◆
『子供之友』婦人之友社
1924(大正13)年11月
◆初出◆
『子供之友』婦人之友社
1924(大正13)年11月
つまり
初出では。。。🍀
タイトルの
ないような状態で
『こどものとも』に
掲載されていたようなのです…🍀
いったいどんな風に
掲載されていたのでしょう!!
わたしは
いろいろと
想像してみました…🌸
きっと
見開きのページいっぱいに
美しい
挿絵が描かれていて…🌸
睫毛の長い
パッチリとした瞳の
可愛いらしい少女が。。。
( おかっぱか
それとも、三つ編みか…🍀)
すこしだけ
うつむいているような
淡く
憂のある表情で。。。
窓の外を
ぼんやりと、眺めています…🌸
窓の外には
赤い
優しい花模様が
とびとびに
ついた着物を着て…🌸
青い
柔らかい帯を締めた…
静かな
おとなしい…
御行儀の
良い女の子たちが
大勢、歩いています。
みんな
優しそうな
微笑みを浮かべて。。。🌸
みんな
おなじ服装だということは
どこかの学校の
女学生たちなのでしょうか…。
きっと
きちんと躾をされた
良家の
子女達なのでしょうね。。。🌸
この詩の
主体の女の子は
彼女達を
憧れの気持ちで
みつめています。。。🌸
綺麗な
花柄の着物に、
綺麗な青い帯。。。。
静かで
優美で…
控えめで
おとなしい、彼女達。。。🌸
主人公の
女の子の心のなかでは
彼女達のように
なりたい気持ちと…
伸び伸びと
自分らしくありたい気持ちとが
せめぎあって
葛藤しているのでしょうね…。
この子と
おなじ経験を
したわけではないのに
なんだか
この女の子の気持ちは
痛いほどリアルに
わかるような気がするのです。。。🌸
この女の子の
心境や
まなざしや
寄り添えるようにと
祈るように
朗読してみました。。。
🌸(╹◡╹)🌸
ぜひ
あなたに
お楽しみ頂けたら
とっても嬉しいです…🌸
いつも
最後まで
読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます!!
🍀(╹◡╹)🍀
あなたの
新しい毎日にも
たくさんの
幸せが訪れますように…♬
小島香奈子
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◆YouTube投稿 154本目◆
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