こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
先日
ある女の子が
とても
とても
嬉しいことを
言ってくれました。。。
朗読の道を
歩んでゆきたいと思っています
彼女は
そう言って
にっこりと
微笑んでくれたのです…🍀
わたしの
心に
じんわりと
熱いものが
込みあげました。。。
はじめて
会ったとき
彼女は
まだ 高校生でした。
それは
とても大規模な
朗読コンテストの
福岡地区予選会場で
わたしは
審査員で
彼女は
出場者でした。
わたしは
審査員の講評で
クライマックスの重要性について
お話しました。
すると
彼女は
手を挙げて
わたしに
質問してきたのでした。
「 朗読のプロは どのように
クライマックスをつくるのですか？ 」
とても良い質問でした。
そして
彼女の
まっすぐな
まなざしや
澄んだ
うつくしい声も
とても、印象的でした。
わたしは
嬉々として 答えました。
それが
わたし達の
出会いでした。。。
わたし達の
ご縁は
もしかしたら
朗読の神様が
結んでくださったのかもしれません…。
わたし達は
今年
偶然、再会したのです。
彼女は
わたしが 開催した
朗読ワークショップに
応募してくれていたのです。。。
そして
今年
わたしが主催した
朗読イベントや
朗読ワークショップに
いつも
にこにこと
可愛らしい笑顔で
参加してくれました。
高校生だった
彼女は
大学生になり
その朗読表現は
深みを増してきています。
とても
感性が豊かで
素直で
まっすぐで
物語を
深く解釈する力と
澄んだ声質にも
恵まれています。
わたしから見たら、
才能のかたまりのような
女の子です。
その才能は
今はまだ、
彼女の中で
眠っているけれど…
目覚めのときを
今か 今かと
待っています。。。
この才能が
表に現れるまでには
おそらく
たっぷりとした時間と
たくさんの 経験が
必要でしょう。。。
誰かを
深く愛したり
朗読以外の
なにかに
懸命に 打ち込んだり
成功や
栄光だけではなく
失敗も
挫折も
豊かな朗読表現のためには
必要です。
たくさん笑って
たくさん泣いて
人として
味わうことのできる
あらゆる感情を
しっかりと
受け止めて
味わって……
そうしたら
きっと いつか
美しい
大輪の花が
咲くことでしょう。。。
楽しみだなぁ。。。
どんな朗読家に なるのかなぁ。。。♪♪
朗読の道は
ときに
びっくりするほど
険しいけれど…
その何倍も
豊かで
あたたかくて
幸福に満ちた
素晴らしい道です。。。
冷たい雨が
降ったあとには
澄みわたった青空が
どこまでも広がり
柔らかな風が ふいて
陽の光を受けた
しずくが
きらきらと輝き
道は
まっすぐに伸びていて
あなたを
歓迎しています。。。🍀
どうか
焦らずに
ゆっくりと
時間をかけて
あなたの才能を
伸ばしてあげてくださいね。
一歩、一歩。
丁寧に
楽しみながら。
味わいながら…。
朗読の道を
歩んでくださいね。
小島香奈子
