こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
大晦日の夜。
実家に
帰ってきた
弟が
１月３日の夜。
帰ってゆきました…。
一年の中で
弟と一緒に
過ごす時間は
ほんの数日だと
いうのに…
弟が
帰ってしまったあとの
淋しさは……。
わたしも
妹も弟も
みんな大人で
普段は
それぞれに
仕事が
充実しているので
会って
ゆっくりと
過ごすことは
なかなかありません…。
お正月や
お盆など
家族が
そろうとき
親戚が
集まるときなどに
寸暇を
惜しむようにして
一緒に
過ごせる時間を
楽しみ
味わい
心に刻むのです…。
ほんのひととき
まるで
こどものように
じゃれあって……
と言って
なにか
特別なことを
するわけではありません。
３人で
近くの公園まで
お散歩したり…
弟の iPad で
お笑いを見て
笑いころげたり…
お菓子を
つまみながら
他愛ない話で
ものすごく盛り上がったり…
弟のスマホで
映画を観たり…
弟が
教えてくれた
ゲームを楽しんだり…
すべて
ささやかな
なんでもないような
ことばかり…
けれど
特別なことでは
ないからこそ
ささやかなこと
だからこそ
確かな幸福が
そこにはあると
わたしは
いつも
思うのです。。。🍀
もう
こどもでは
ないからこそ…
まるで
こどものように
無邪気に
過ごせる時間は
宝物です。。。🍀
弟が
実家にいるときは
弟の
大好物が
食卓に並びます。
母が
腕によりをかけた
料理に
弟は
舌鼓を打ち
みんなで
美味しいね
美味しいね
と 言いながら
笑顔で
もりもり食べます。
弟が
帰る日には
みんな
弟が乗る
バスの時間を
気にして
そっと
時計の針を
確認しながら
最後の
夕食を
共にします…。
次は
いつ会えるかな…？
お仕事
がんばってね。
風邪には
気をつけてね。
忘れ物はないかな…？
元気でね。
また会う日まで
元気でね…。
小島香奈子
