こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
先週末に
親戚で集まり
和尚様にも
来て頂いて
祖母の
五七日法要を
真心をこめて
行いましたが…
実は
正式な五七日は
今日なんです。
我が家では
七日、七日に
家族で
真心をこめて
祖母のために
お経をあげています。
とりわけ
五七日は
閻魔大王による
裁きが行われる日…。
いつも以上に
心をこめて
お経をあげようと
思っています。。。🍀
ところで
閻魔大王といえば
必ず思い出す
ふたつのエピソードがあります…。
ひとつは
野島伸司脚本のドラマ
『 この世の果て』の
セリフで
語られたエピソード。。。
【 閻魔大王の前で
たったひとりでも
友達の名前を言えたら
地獄には、堕ちない。 】
もうひとつは
アニメ
『 ゲゲゲの鬼太郎』に
出てきたエピソードで
【 閻魔大王に
「 母親の記憶を
差し出したら
地獄には堕ちずにすむぞ。」
と言われて
母親の記憶を
差し出したひとは
地獄に堕ち…
母親の記憶だけは
差し出すわけにはいかない、と
拒んだひとは、極楽にゆく。 】
というもの。。。
『ゲゲゲの鬼太郎』は
小学生の頃
『この世の果て』は
中学生の頃に
観て
深く深く
心に残りました。。。
たったひとりでも
【 ともだち 】と言えるひとがいる。
そして
自分を
愛してくれたひとを
大切に想い
愛された記憶を
大切にしている。。。
そういうひとは
地獄には、堕ちないのだと…。
この考え方は
わたしの生き方の、軸となりました。
けれど…
大人になった今は
こうも思います…。
平和な
日本に生まれ
家族や友達に
恵まれたのは
とても幸運なこと。。。🍀
これは
偶々のことであって
あたりまえのことでは
ないのかもしれない…。
過酷な
環境のなかで
生きるのに
精一杯で
友達を
つくることが
できないひとや…
母親に
愛された記憶を
持たない方もいらっしゃるはず…。
もしも
ほんとうに
神様や仏様が
存在するのならば
そういう方々にこそ
慈悲が必要なのではないか…。
祖母の
五七日に際し
そんなことを
つらつらと考えている
わたしです。。。
小島香奈子
🍀小島香奈子の朗読イベント情報(╹◡╹)🍀 https://acros-info.jp/events/16602.html