こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
今から
20年以上
昔のことになりますが…
わたしは
『 毛利元就 』が大好きでした🍀
主人公の
こども時代・松寿丸を演じた
V6の
森田剛さんの
大ファンでしたし
脚本を書かれた
内館牧子さんの
大ファンでもあったからです。
また
このドラマで
毛利元就の
継母役として出演していた
松坂慶子さん扮する
【 杉の方 】は
とびきり
大好きな登場人物でした。
杉の方は
【 女は顔 】という
独特の
価値観の持ち主で…
元就が成長すると
「 あのように
立派な息子がいながら この若さ ‼︎ 」と
褒められることを
生きがいにするような
キャラクターで
ありながら…
松坂慶子さんが
演じると
それがちっとも
嫌味ではなくて…
むしろ
とっても
チャーミングで
目が離せないほど
可愛いらしい女性でした。
ご飯を
本当に美味しそうに
ぱくぱく食べ
お肌のために
睡眠を大切にし
いつも上機嫌で
「 ほんに
わたくしには
奥の深いものが
よう 似合う…♪♪ 」と
自分に
うっとりしている姿は
微笑ましくもあり…
激しい
戦の場面のあとの
視聴者の心を
柔らかく
ほぐしてくれていました。。。🍀
この
杉の方が
一度だけ
とても真面目に
たいへん
素敵なセリフを言うのです。。。🍀
「 どうにも
ならないことを
どうにか
しようとして
もがくことこそ…
生きる 面白さじゃのぉ…。 」
このセリフは
わたしの心に
深く 深く
響きました。。。🍀
杉の方は
美容のことや
見た目のことばかり
考えているように
見える人物でしたが……
この場面では
優しい微笑みを
浮かべながら
穏やかに
しみじみと言ったのです。
どうにも
ならないことを
どうにか
しようとして
もがくことこそ…
生きる面白さ。。。🍀
のちに
この言葉は
わたしを
幾度も
救ってくれました。
人生は
ほんとうに
思い通りに
ならないことの連続ですよね。。。
けれど
そのなかで
どうにか
しようとして
もがくことこそが
生きることの面白さ…🍀
生きることの醍醐味…🍀
そう教えてくれた
杉の方が…
そして
脚本家の
内館牧子さんが…
わたしは
いまでも 大好きです。。。🍀
小島香奈子
🍀小島香奈子の朗読イベント情報(╹◡╹)🍀 https://acros-info.jp/events/16602.html