♡小島香奈子の今日も朗読日和♡

🍀福岡市在住の朗読家・朗読講師の小島香奈子のブログです🍀

◆言葉の、向こう側にあるもの。

 


こんにちは。

朗読家・朗読講師の小島香奈子です。

 


(  前回の記事の、続きです🍀)

 


NHK Eテレ

放送中の

 


『人間ってナンだ?  超AI入門』

   シーズン2

 


先週 放送された

第7回 「 恋愛する」で

 


合成音声の

リサとアキラが

こんなことを言っていました。

 

 


               「 わたしも  愛されたい。 」

                     ( リサ・女性の声 )

 

 

 

                「 わたしも  愛しています。」

                   (  アキラ・男性の声)

 

 

 

言葉の

向こう側にある

 


ひとの心を

理解せずに( 出来ずに)

 


表面的に

このような言葉を

 


まるで

人間のように

話しているのだとしたら…

 


それは

ひどく哀しいことだと

 


わたしは

感じてしまいます…。

 


けれど

人間だって…

 


まったく

おなじことをしている

 

 

可能性が

あることに

 

 

気がついてしまったのです…。

 


だれかに

向けて

 

 

言葉を

発するときに

 


言葉の

意味と一致する

 


想いや

感情がないこと…。

 


これは

日常的に

 


誰もが

経験したことがあるはず…。

 


ひとは

 


嘘をつきます。

 


見栄を張ります。

 


ときには

 

相手を

傷つけないように…

 


あえて

嘘をつきます。。。🍀

 

 

けれど

その嘘に

救われるときもあります…。

 


嘘だと 

わかっていても

嬉しい言葉だってあります…。

 


ですから

かならずしも

 


言葉の

意味と感情が

一致していないからといって…

 


悲しいこととは

限りません…。

 


そしてまた

 


言葉を

受け取る立場からみても…

 


自分が若く

未熟であるとき

 


年長者の方が

おっしゃった言葉の

 


本当の意味が

理解できないことは

よくあることです…。

 


(  何十年か経ってみて

      はじめて理解できることが

      多いでしょう…。)

 

 

また

理解しようと

努力していても

 


誤解が

生じる場合だって

たくさんあります…。

 


文化の違い

性別の違い

年代の違い

価値観の違い…

 


さまざまな違いが

原因となって

 


相手が

言わんとすることを

理解できずに

 


激しく

誤解してしまうことも

よくあることです…。

 


また

言葉の正しい意味や

使い方を知らずに

 


まわりのひとの

真似をして

 


適当に

使ってしまうことは

 


誰にだって

あることでしょう…。

 


だとしたら

 


合成音声の

リサとアキラが

 


その意味を

( おそらく)知らずに

 


愛について

語ったとしても

 


哀しむ

資格なんて

 


ひとには

無いのかもしれない…。

 


そんなことを

つい  考えてしまいました。。。

 

 

 

小島香奈子

 

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          (  次回の記事に、続きます。)

 

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