♡小島香奈子の今日も朗読日和♡

🍀福岡市在住の朗読家・朗読講師の小島香奈子のブログです🍀

◆音源の向こう側にある、熱いドラマ。

 


こんにちは。

朗読家・朗読講師の小島香奈子です。

 


2019年冬季の

朗読検定の提出期限も迫り…

 


ここ1ヶ月ほどは

 


今期の検定に

挑戦なさった生徒様への

 


音源添削や

音源アドバイスのお仕事が

続きました🍀

 


そして

ついに昨夜

 


最終提出分の

音源をお預かりしました。

 


ここからは

わたしは講師としてではなく…

 


朗読検定

上級検定員として

 


生徒様の

音源と向きあいます。。。🍀

 


冷静に。公平に。

ひとりの検定員として…。

 


朗読検定では

3人の検定員が、採点に携わります。

 


選択式

筆記試験など

 


誰が採点しても

点数が変わらないものは

別ですが…

( 採点ミスがないかの

     チェックは入ります。)

 


実技課題となる

朗読音源については

 


3人の検定員が

採点するのです。

 


これは

検定員の好みで

 


結果に

差が出ないようにという

配慮です。

 


朗読表現に対しても

【  好み  】というものは

確実に存在します。

 


それは

優劣の問題ではなく

純粋に好みの問題です。

 


犬と猫

どちらが好きか…とか

 


コーヒーと紅茶

どちらが好きか…といった

 


純粋に嗜好の問題なのです。

 


それは

もしかしたら

 


ジャズが好きか

クラシックが好きか…

 


短歌が好きか

俳句が好きか…

 


サスペンスが好きか

ラブストーリーが好きか…

 


そんな違いにも

すこし似ているかもしれません。

 


好みの異なる

三人の検定員を

 


納得させる

朗読表現が出来ていて

 


具体的な

審査項目を

 


きちんと

クリアしていたら

 


晴れて

合格となります🍀


( 好みの異なる三人を

     納得させるのは

     たいへん難しいことです。  )

 


そして

わたしのように

 


教室の生徒様が

朗読検定に

挑戦なさる場合には

 


一人目の検定員と

なることができます。

 


しかし

わたしにも

 


二人目・三人目の検定員が

誰になるのかはわかりません。。。

 


ですから

 


検定対策は

コンテスト対策と同様

 

 


                  誰が採点しても

               高得点となるように…   

 

 

 

 という視点で

 フィードバックすることに

 なります。

 


普段

わたしの

講師としてのモットーは

 


生徒様

おひとり、おひとりの

 


強みや個性を

輝かせること。。。🍀

 


声質や読み癖や

ご本人の性格が

プラスとなるような

 


表現を

引き出して

磨きあげること。。。🍀

 


けれど

 


検定対策や

コンテスト対策は

 


主に【  結果につながる表現 】を

指導することになります…。

 


なぜなら

 


検定に

挑戦するときの目標は

合格すること。

 


コンテストに

挑戦するときの目標は

 


本選に出場し

入賞すること。

 


生徒様が

目標を達成できるように

 


全力で

サポートすることこそ

 


講師としての

わたしの仕事ですから。。。

 


したがって

 


わたしは 最初に

生徒様にお伝えします。

 


検定対策や

コンテスト対策は

 


受験勉強に

すこし似ていますよ…、と。

 


期日が

決まっていて

 


課題が

決まっていて

 


審査項目が

明記されてあります。

 


この課題文で

この審査項目を

クリア出来たら、合格 ‼︎

 

 

ですから

あくまでも

 


【  合格にむけて  】の

レッスンになりますよ…、と。

 


ちなみに

 

 

朗読検定では

【 表現計画  】を提出します。

 


受検生が

どのように表現したいと

考えたのか

 


その狙いや目的を

 


検定員に

伝えることができるのです🍀

 


これは

たいへん

素晴らしいことだと

 


わたしは考えています。

 


なぜなら

読み手が

 


【  あえてやった表現なのか  】

 


【  たまたま、その表現になったのか  】

 


この違いは

大きいですからね。

 


そこに

多少の自由は

確かにあるけれど…

 


期日と

課題と

審査項目が

 


きっちりと

定められているのも、事実。。。

 


最初は

 


普段の

レッスンとの違いに

 


戸惑う生徒様も

少なくはありません。。。

 


それはそうです。

 


好きなときに

好きな作品を

好きなように

好きなだけ勉強できるのが

 


いつもの

レッスンだとしたら…

 


決められた期日までに

決められた課題を

 


決められた

審査項目を満たすように 

 


表現しないと

いけないのが検定、ですから。。。

 


昨夜の

本番提出用の

音源が出来上がるまでに…

 


わたしの

大切な生徒様が

 


どれほど

 


悩みながら…

迷いながら…

苦しみながら…

 


そして

楽しみながら…

 


くりかえし、くりかえし

 


録音したのか。。。

 


わたしは

よく知っています。

 


今期の

検定に向けての

 


対策レッスンが

始まったのは、今年の1月のこと。

 


この3ヶ月間

ほんとうに

 


くりかえし、くりかえし。。。

 


もう生徒様には

 


何が良くて

何が悪いのか

わからなくなるほどに

 


くりかえし、くりかえし。。。

 


でも

講師のわたしには

 


生徒様が

この3ヶ月間で

 


ぐんぐん

成長したことがよくわかります。

 


表現幅が広がり…

表現の為の視野が広がり…

 


聴き手意識が高まり…

 


作品や場面に応じて

適切な表現を考える力がつき…

 


時間が許す限り

すこしでも

表現の精度を上げようと

 


努力することを

学ばれました。。。🍀

 


たった3ヶ月間で…‼︎

 


これも

検定に挑戦したからこそ。。。🍀

(╹◡╹)

 


わたしの添削が

終わったら

 


生徒様の音源も

表現計画も、作文も…

 


本部に送られて

二人目・三人目の検定員の

手に渡ります。。。

 


ひとつ、ひとつの

音源の向こう側に

 


受検生

おひとり、おひとりの…

 


そして講師の

熱い、熱いドラマが、ある。。。🍀

 


検定員の

仕事をするときは

 


そのことを

忘れないようにしたいと

思っています。。。🍀

 

 


小島香奈子

 

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