こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
わたしが
朗読講師としても
話し方講師としても
とても
大切にしていること…。
それは
生徒様の
🍀 耳を、育てる。 🍀
ということです。
音声表現の
勉強をするとき
多くの方は
【 声を発する段階 】だけに
意識を
向けているような印象を受けます。
しかし
どれほど
腹式発声や
滑舌を磨いたとしても…
文章構成や
抑揚表現を学んだとしても…
音声表現の
良し悪しを判断できる
♬ 耳のトレーニング ♬
を疎かにしてしまっては
なかなか
思うように
成長することは出来ないのです……。
それでは
耳のトレーニングは
どのようなことを
すれば良いのでしょうか?
答えは
たいへんシンプルです。
音声表現を
浴びるように、聴くこと ♬
まずは
自分の表現でも
ひとの表現でも
しっかりと
耳を澄まして
聴くことが大切です。。。🍀
しかし
ただ漠然と
聞き流してしまっては
ほとんど
意味がありません……。
そこで
わたしが生徒様に
おすすめしているのが
その音声表現の
① 強み( 良い点 )
② 課題
( 改善した方が
より良い表現になると 思われる点 )
③ 提案
( ②を踏まえて…
どの点を、どのように改善すると
より良い表現になるかという
具体的な提案🍀 )
この
3つの視点で
具体的に分析しながら
音声表現を
浴びるように聴くことです♬
ただ漠然と
わぁ‼︎ 上手だなぁ…♬
とか
うーん…。
いまいちだなぁ…。
などという
漠然とした聞き方では…
残念ながら
耳のトレーニングには
ならないのです。。。
また
ひとの表現でも…
自分の表現でも…
課題を
見つけようとしてばかりで…
強みや提案を
見つけようとしない方は
要注意です。。。
なぜなら
【 否定することが、一番簡単なこと。 】
だからです。
つまり
否定するだけならば
音声表現を
勉強していないひとでも
簡単にできてしまうのです…。
表現の中から
強みや魅力を見いだしたり…
さらには
課題を克服してゆくためには
なにが必要なのかを
建設的に、具体的に
言葉で説明できるのは……
ほんとうに勉強して
耳が鍛えられたひとだけ、なのです🍀
反対に
課題の発見が
ひとつも出来ないというのも
まだまだ
耳が育っていない証拠です…。
この世に
完璧な表現が
できるひとはいません…。
かならず
より良くなるための
課題は存在します。。。
その課題を発見し
より良い表現を目指してゆく
前向きな姿勢は、とても大切なのです…🍀
たとえば
あなたが 感動するような
素晴らしい
音声表現をするひとが
いたとします。
なぜ、上手に聞こえるのか…。
他のひとの表現と
なにが、どのように、違うのか…。
自分の頭で考えながら…
しっかりと
耳を澄まして
分析してゆきます。。。
気になる表現や
好きだな、と感じた表現は
何度も何度も
聴きなおして
自分なりに
分析することが
たいへん効果的な
トレーニングとなります♬
この
プロセスは
とても時間はかかりますが…
耳の
トレーニングとしては
確実な方法だと
わたしは考えています。
表現の
世界において
泥臭い努力は
時間と労力こそかかりますが…
かならず
報われる日がきます。。。🍀
一朝一夕に
身につくものではないからこそ
それを
手にした時には
一生ものの財産となるのです…‼︎
まずは
耳を、育てること。
耳を、鍛えること。。。
すなおな気持ちで…。
清らかな気持ちで…。
ひとの声に
自分の声に
しっかりと
耳を澄ますことが、できたとき。。。🍀
あなたの
音声表現は
かならずや
一段高いところへと
たどり着いていることでしょう…‼︎
🍀(╹◡╹)🍀
小島香奈子
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