こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
わたしは大学で
芸術表現について、学びました🍀
所属していたのは
文学部なのですが…
表現・芸術系専修という
幅広く
芸術表現について学べる専修を
選択したのです♬
ここは
わたしが
学びたいことは
なんでも学べる
素敵な環境でした…♬
心に
残る授業は
たくさんありましたが…
わたしの
心の深いところに
響いた言葉が……
🍀 芸術は、響きあう。🍀
という理念でした。
ここでいう
【 響きあう 】というのは
関連する、とか
共通点がある、とか
違いに高めあう…とか
そのような意味です。。。🍀
当時は
この理念を知って
ふるえるほど
感動・共感しました。。。🍀
そして
今でもわたしが
芸術だけではなく
ひろく表現について思うとき…
核となる
考え方となりました🍀
それが
ベースにあるからでしょうか…
わたしは
朗読以外の
表現ジャンルに触れるときでも
かならず
朗読表現への
学びを得るのです。。。🍀
最近では
お気に入りの
テレビ番組であり
毎週木曜日に
TBS系列で放送されている
『 プレバト‼︎ 』の
油絵のコーナーを観て…
朗読表現と
響きあうなぁ…と感じました🍀
( 先日ブログで
ご紹介したように
朗読は、マジックとも
響きあうと感じましたが…🍀 )
それは
油絵のこんな点です♬
① モチーフを
際立たせるために
明暗のメリハリを
しっかりとつけること。
② 遠近法が大切であること。
③ モチーフの質感の表現を
大切にしていること。
それぞれを
朗読表現に置き換えると…
① クライマックス
(もっとも盛り上がるところ)を
際立たせるために…
内容に相応しい抑揚を
しっかりとつけること。
② 登場人物が
セリフを発するときの
【 距離感 】を意識すること。
③ 物語に出てくる物や
場面の空気感を
声のトーンなどで表現すること。
油絵のコーナーでは
モチーフを
しっかりと際立たせるために
背景を
思いっきり暗くして
しっかりと影を描きこみ…
モチーフには
美しく光をあてて…
ハッとするほど
明暗の
コントラストが
はっきりしていた
バレエダンサーの
宮尾俊太郎さんが
一位となっていました。。。🍀
この感じは…
朗読コンテストの
審査員のお仕事を
させて頂いているわたしには
なんだか
とても納得できる感覚でした。
また
油絵では
平面のなかに
立体感や質感を
表現しようとしていました。
実は、朗読も
声だけで
立体感や質感の表現を
追求することはあるのですよ♬
すくなくとも
わたしは、追求しています🍀
もちろん
容易いことではありませんが…
挑戦することは
とてもわくわくすることです♬
そして
宮尾俊太郎さんが
おっしゃっていた
見る人が想像できる余白
という言葉も
すごく
朗読表現と響きあうなぁ…と
感じました🍀
朗読表現に
置き換えると
なんといっても
【 間 】の表現。。。‼︎
そして
抑揚のバランスが
挙げられます…♬
わたしは
油絵のことは
なにも知らない
素人ですけれど…
こんなにも
表現は、響きあうのだなぁと
感動しました…‼︎
🍀(╹◡╹)🍀
小島香奈子
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