こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
偶然
とても素敵な番組を観ました🍀
読売新聞スペシャル
FBS開局50周年記念
『 君は 君のままでいい
〜 立花高校３年間の記録 〜 』
立花高校といえば…
つい先日
音楽ユニット
Ceeのコンサート♬ で
母と訪れたばかりです。。。🍀
わたしは
すぐに母を呼び
一緒に
その番組を観ました🍀
立花高校は
福岡市東区にある、私立の高校です。
生徒のみなさんのうち
およそ８割の方が
不登校を
経験しているとのこと。。。
番組を通して
初めて知ったのですが
なんと
現代の日本の中学校では
およそ３３万人が
不登校なのだそうです…。
これは
およそ10人にひとり、という数字だとか…。
こんなに
たくさんの中学生が
学校に
行けない…
行きたくない…
という状況に
なっているなんて。。。
立花高校では
積極的に
不登校支援を行っています🍀
この高校には
小学校時代や中学校時代に
不登校で苦しんだ生徒さんたちが
笑顔で登校し
学校生活をのびのびと
楽しんでいるのです。。。🍀
番組には
いろんな生徒さんが、登場しました。
家庭の事情で
学校よりもアルバイトを
優先しなくてはならず…
退学を
選択した生徒さん。。。🍀
中学生時代
性同一性障害に、悩んでいたけれど…
立花高校で
ありのままの自分を
受け入れてもらえて…
今では
笑顔で生き生きと
将来の夢を
語っている生徒さん。。。🍀
幼い頃
父親から虐待されて…
児童相談所に行き
小学校時代
中学校時代には
一度も
友達と遊んだことが
なかったという生徒さん。。。🍀
この生徒さんが
次第に
お友達とはしゃいで
明るく笑うようになった姿には
わたしも思わず
目頭が熱くなってしまいました。。。
まだ
こんなに若いのに
いろんな痛みを
乗り越えてきた生徒さん達。。。🍀
授業中に
ぐったりとして
眠ってしまっているのは
経済的な事情で
複数のアルバイトを
掛け持ちしているから。。。
車椅子の
クラスメイトに
とても自然に声をかけて
階段での移動には
笑顔で手を貸してあげている
生徒さんたち。。。🍀
学校の隅っこで
雪だるまを作っていたり…
放課後のグラウンドで
走っていたり…
体育館で
バトミントンをしていたり…
先生と一緒に
ご飯を食べたくて
職員室で、お弁当を食べていたり…🍀
カメラに向かって
微笑む姿は
とても
無邪気で可愛いらしく
素直で、元気で
若さにあふれています。。。🍀
この子達が…
かつて
学校に行けないと
悩んでいたなんて。。。
ひとと
話すことができないほど
傷ついてしまっていたなんて。。。
そういう子が
この日本には
およそ10人にひとりはいるなんて。。。
わたしは
この国に生きる
ひとりの大人として…
考えこんでしまいました。。。
先日
母と歩いた坂道を
生徒さん達が
笑顔で歩いています。。。🍀
先日の
コンサートで
母と
ワンプレートディナーを
楽しんだカフェでは……
生徒さんたちが
楽しそうにご飯を食べ
卒業生たちが
額に汗して、素敵な笑顔で
働いています。。。🍀
あの日
コンサートの前に
カフェで
食事をしているわたしたちに
「 こんにちは！ 」と
元気よく
挨拶してくれた、生徒さんたち。。。🍀
あの
日に焼けた
笑顔を思い出して…
わたしは
胸がいっぱいに
なってしまいました。。。
こんなに
素敵なこどもたちが
否定され…
弾き出されてしまうような
日本の
社会のあり方は
なにかがおかしい…。
なにかが歪んでしまっている…。
この国に生きる
ひとりの大人として
自分に
出来ることは
なにか無いだろうか。。。
わたしは
真剣に考えてみました。
いまの
わたしに出来ること。
それは
自分の
目の前にいるひとを
大切にすること。。。🍀
そのひとが
こどもでも、大人でも。
その存在を
尊重し、肯定して…
できるだけ
広い心を持って…
誠実に向きあうこと。。。🍀
違いを
受け入れ、楽しむこと。
まずは
自分のすぐ近くにいるひとを
大切に
肯定することから
始めようと思っています。。。🍀
その積み重ねで
すこしずつ
すこしずつ
目に見えない
なにかが広がっていって…
やがて
あの子たちに
優しくて
柔らかくて
あたたかいものが…
たくさん、たくさん
届きますように。。。🍀
小島香奈子
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