こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
1945年 8月6日 午前8時15分
今から
ちょうど74年前の今日…
広島に
原爆が落とされました。。。
【 アメリカ軍が
日本の広島市に対して
世界で初めて
実戦使用した出来事である。
これは
人類史上初の
都市に対する核攻撃である。
Wikipedia より】
わたしは
日本人である以上…
1945年8月6日広島に
1945年8月9日長崎に
原子爆弾が
投下されたという事実を
決して
忘れてはならないと思っています…。
そして
実戦で
核兵器を使用された
唯一の国に
生きる大人として…
こどもたちに
その事実を
語り継いでゆく義務を…
そして
世界中に
核兵器反対の
メッセージを発信する義務を…
負っていると思っています。。。🍀
けれども
それは決して
たやすいことではありません…。
なぜならば
わたしは
戦争を知らない世代のひとりです…。
戦争の
本当の悲惨さは
まったく
なにも知らない
世代のひとりなのです。。。
この世に
生まれたとき
日本はすでに
とても豊かな国でした。
世代として
経験した不運な出来事は
就職超氷河期くらいで…
むしろ
平和と豊かさを
存分に
享受することの出来た
幸運な
世代であるとも
言えるかもしれません。。。🍀
お腹いっぱい
美味しいご飯を
食べることが出来て…
安全で
清潔な場所で
教育を
受けることが出来ました。
武器を
作ることもなく…
大切なひとを
戦争で失うこともなく…
銃撃を
受けることもなく…
爆弾で
手足を失うこともなく…
こども時代を楽しみ…
青春時代を
思いっきりエンジョイし…
好きなことを
心ゆくまで学び…
自分の夢に向かって
何度も何度も、挑戦することが出来ました🍀
こんなにも
豊かなで幸せな日々しか知らない
わたしたちの世代に…
戦争を
経験された方々の痛みが
いったいどれほど
理解できるというのでしょう…。
いったいどれほど
想像できるというのでしょう…。
そして
もうひとつ大切なことは
決して
こどもたちに
憎しみの心を
植えつけたいわけではない…
ということです。
日本を
攻撃した
アメリカに対して
怒りや憎しみや恐怖を
覚えさせたいわけではありません。。。
それでは
新しい戦争の種を
植えることになってしまいます…。
憎しみではなく
平和への思いを育むこと。。。🍀
戦争の爪痕は
今でも残っており…
今なお
苦しんでいらっしゃる方々が
大勢いらっしゃいます。。。
まずは
その事実を知ること。
そして
可能な限り
その痛みに
寄り添う努力をすること。。。
（ たとえ
ほんのわずかであっても…
理解したいと願い…
誠実に寄り添う努力をすることは
きっと尊いことだと
わたしは信じています…🍀 ）
二度と
おなじ過ちを
繰り返さない為には
どうしたら良いのか。。。
この
ちっぽけな自分にだって
きっとなにか
出来ることは、あるはず。。。🍀
そのための
大切な第一歩は…
74年前の今日
広島で起こった出来事を
決して、決して
忘れないことだと
わたしは思うのです。。。🍀
小島香奈子
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