こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
どの世界でも
そうなのか…
朗読に
携わっている方に
よく見られる
傾向なのかは
わからないのですが…
ときどき
「 わたしなんて
まだまだ
全然、駄目ですから… 」
と
ご自分の
朗読表現を
全否定
してしまう方が、いらっしゃいます…。
たしかに
日本には
謙遜の文化が
あるので
時と
場合と
状況によっては
ある程度は
仕方のないことだとは
思います…。
けれど
人前で
自分を
全否定することや
まわりの方からの
褒め言葉を
全力で、否定することが
【 謙虚であること 】
だと
思って
いらっしゃるのならば…
それは
違うのではないか…と
わたしは
心から思います。。。
なぜなら
あえて
厳しい
言い方をすると…
自分を
全否定することは
ただの
思考停止状態であり
成長の
放棄であると
わたしは
考えているからです。
そもそも
朗読とは
たいへんに
奥の深いものです。
芸術のひとつの
ジャンルだと
わたしは
本気で
思っています。
芸術である以上
芸が
完成することはなく
どこまでも
どこまでも
生きている限り
より良い表現を
追求してゆけるものなのです。。。🍀
もしかしたら
素晴らしい
朗読は
出来るかもしれない。。。
けれど
完璧な朗読は
この世界の
誰にも、出来ない……。
わたしは
本気で
そう思っているので
すべての
ひとが
まだまだ
未熟なのは
当然の
前提なのです。。。
そして
【 良いところが
ひとつも
無いひとなんて
この世界には
ひとりもいない。 】
とも
本気で
信じているので
レッスン中に
生徒様が
ご自分の朗読を
全否定したときには
本気で
注意します。
怒ることも、あります。。。
それは
ご自分の
素晴らしい点に
ぜひとも
気づいて頂きたいからです。。。🍀
そして
わたしや
仲間からの
フィードバックに
素直に
耳を傾けて
ご自分の
課題に気づき
より高みを
目指して
楽しみながら
朗読表現を
磨いて頂きたいからです。。。🍀
わたしが
考える
本物の
謙虚さとは…
決して
人前で自分を
貶めることではありません。。。
自分の
素敵なところも
課題であるところも
素直に
受け入れて
前を向いて
歩み続ける
姿勢のことなのです。。。
小島香奈子
