こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
更新しました♬ （╹◡╹） ♬
わたしは今
大好きな
八木重吉の詩集『貧しき信徒』の詩を
一編ずつ
大切に朗読して
YouTubeに投稿しています…🍀
さきほど
４９本目の動画を、投稿しました♬
詩集『貧しき信徒』
全１０３編ある中の４９番目の作品です…🌸
こんな詩です♬
『 石 』
ながい間からだが悪るく
うつむいて歩いてきたら
夕陽につつまれたひとつの小石が
ころがっていた
※ 原作では
３行目と４行目は、１行です…🍀
（ 青空文庫で
１０３編すべての詩を
読むことができます…🍀 ）
♬ こんな感じで、朗読しました ♬
（ ↑ このURLをクリックすると
動画に飛びます♬ ）
わたしのことを
よくご存知の方は…
わたしが
《 石が、好き…♡ 》なことを
よく
ご存知だと思います…🍀
ここで言う
《 石 》とは
宝石のことではありません。
道端などに
転がっている、石のことです…🍀
（ わたしの
机の上には
いくつもの
パワーストーンがあります♬
とくに
ローズクオーツと
蛍石（フローライト）が、好きです♬ ）
ところで…🍀
どうやら
八木重吉の場合は
わたしとは違って
石が
好きだった…
というわけではなさそうです。。。
彼が
うつむいて
歩いていたのは…
身体が
弱かったことに由来して
心に
大きな悲しみを
抱えていたからでしょう。。。
日の
暮れかかった薄闇の中を
うつむいて
とぼとぼと、歩いていたら…
重吉の
歩んでいる道の
真ん中だったのか
端っこだったのかは、わかりませんが…
ちいさな
ひとつの小石が、転がっていた。。。
その
ちいさくて
冷たい
小石を見つけたときの
重吉の心境は。。。
あくまでも
読者の
想像に委ねられています…🍀
わたしが
この詩から
受け取っていた感情は…
ひどく
透きとおった、深い悲しみでした。。。🍀
それは
悲壮感の漂うような
激しく
劇的な悲しみではなくて…
ふと
気がついたら
静かに
涙があふれているような…
そんな類の
純粋な悲しみです。。。🍀
そんな
透明な悲しみを
どのように
表現しようかと、悩みましたが。。。
朗読では
必要以上に
感情を声に乗せないように
意識してみました…🍀
また
BGMのピアノ曲も
これみよがしに
悲しい曲ではなくて…
ほんのりと
淡く、淡く…
悲しみを
湛えた曲を選びました…🍀
ちなみに
この曲は…
途中から
唱歌の『故郷』に
そっくりの
フレーズになるんです…！！
編集時に気づいて
びっくりしましたが。。。
なんだか
この詩や
わたしの朗読と
不思議に
響きあっているように感じて。。。
そのまま
使うことにしました♬
また
静止画は
夕焼けの道に
ひとつの小石。。。という
詩の内容に
ぴったりの写真は
みつからなかったので…
この
ブログでも時々使用する
お気に入りの
石の写真を採用しました…🍀
あなたにも
楽しんで頂けましたら
とっても
嬉しいです♬
いつも
最後まで 読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます…🍀
🍀（╹◡╹）🍀
小島香奈子
🍒YouTubeのご案内🍒
『小島香奈子の朗読ライブラリー』
現在、
八木重吉の詩集『貧しき信徒』より
一編ずつ、朗読してお届けしています
♬ （╹◡╹） ♬
🍒 最新の10本はこちら 🍒
㊵『こうじん虫』八木重吉
㊶『春』-① 八木重吉
㊷『春』-② 八木重吉
㊸『陽遊（ かげろう）』八木重吉
㊹『春』-③ 八木重吉
㊺『梅』-① 八木重吉
㊻『冬の夜』-① 八木重吉
㊼『病気』八木重吉
㊽『太陽』八木重吉
㊾『石』八木重吉
もし
お気に召しましたら
チャンネル登録をして頂けたら
とっても
嬉しいです♬ （╹◡╹） ♬
🍀 朗読イベント
延期のお知らせとお詫び 🍀
2020年6月20日（土）
アクロス福岡・円形ホールにて
開催を予定しておりました
🍀朗読ここ・からあなたへプロジェクト🍀
◆朗読公演◆
『朗読とギターで奏でる物語』vol.７
および
◆小島香奈子の朗読ワークショップvol.9
〜芥川龍之介 『仙人』を読もう！〜
感染拡大防止のために
🍀 来年 2021年2月13日（土）🍀
延期することにいたしました。
楽しみにしていてくださった皆様には
心より深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解のほど
よろしくお願い申し上げます。
もしも何か
ご不明な点がございましたら、
どうぞいつでも
ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。
🍀お問い合わせ先🍀
朗読ここ・からあなたへプロジェクト
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