こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
更新しました♬ (╹◡╹) ♬
わたしは今
大好きな
八木重吉の詩集『貧しき信徒』の詩を
一編ずつ
大切に朗読して
YouTubeに投稿しています…🍀
さきほど
92本目の動画を、投稿しました♬
詩集『貧しき信徒』
全103編ある中の92番目の作品です…🌸
こんな詩です♬
『 冬 』
ながいこと考えこんで
きれいに諦めてしまって外へ出たら
夕方ちかい樺色の空が
つめたくはりつめた
雲の間に見えてほんとにうれしかった
( 青空文庫で
103編すべての詩を
読むことができます…🍀 )
♬ こんな感じで、朗読しました ♬
( ↑ このURLをクリックすると
動画に飛びます♬ )
八木重吉は
29歳という若さで
結核のために
この世を去りました。。。🍀
本当に
人生はこれから…
という状態でした。。。
重吉には
当時はまだ珍しかった
恋愛結婚の
奥さんのとみがいて…
可愛い
娘と息子にも
恵まれていました。。。🍀
重吉
学生時代から
文学に目覚めており…
愛妻の
とみと出会ってからは
創作意欲が
大いに刺激されたのか…
とみと
結婚した頃から
試作が活発に
なっていったそうです。。。🍀
得意な
英語を活かして
英語の先生の
仕事にも就いていましたから
結核にさえ
罹患しなければ…
どんなに
幸福で豊かな
人生を送れていたことか。。。🌸
そうして
そんな生活のなかから…
どれだけ多くの
素晴らしい作品を
生み出したことか。。。🌸
きっと
八木重吉自身が
いちばん
悔しかったに違いないのです。。。
この詩のなかの
ながいこと考えこんで
きれいに諦めてしまって
という
フレーズに…
わたしの目頭は
思わず熱くなってしまいます。。。
若くて
才能のあった重吉が…
この上なく
愛する家族に恵まれた重吉が…
諦めきれるはずは
なかったと思うからです。。。
けれど
諦めなくてはならないことが
あまりにも
数多くあったことでしょう。。。
そんな
八木重吉の
目に。。。心に。。。
天は
美しい夕空を、贈ったのですね…🌸
クリスチャンだった
八木重吉にとって…
美しい空は
天国へのイメージと
繋がるものだったのかもしれません…🍀
死を
なかば覚悟した心境で
見上げた空が
ものすごく美しかったら…
どんな思いが
胸に広がってゆくのかなぁ。。。🌸
そんなことを
わたしなりにイメージしながら
大切に
朗読しました♬
あなたにも
楽しんで頂けましたら
とっても
嬉しいです♬
いつも
最後まで 読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます…🍀
🍀(╹◡╹)🍀
小島香奈子
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現在、
八木重吉の詩集『貧しき信徒』より
一編ずつ、朗読してお届けしています
♬ (╹◡╹) ♬
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◆83本目◆『秋のひかり』八木重吉
◆84本目◆『月』八木重吉
◆85本目◆『かなしみ』八木重吉
◆86本目◆『ふるさとの川』八木重吉
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◆91本目◆『麗日』八木重吉
◆92本目◆『冬』-④ 八木重吉
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