こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
更新しました♬(╹◡╹)♬
小川未明の
ちょっと不思議な童話
『 お月さまと ぞう 』です…🍀
この作品で
YouTubeへの投稿は
166本目となります♬
この作品も
青空文庫で、読むことができます…🍀
♬ こんな感じで、朗読しました ♬
( ↑ このURLをクリックすると
動画に飛びます♬ )
昨日に、引き続き…♬
今日も
小川未明の童話の
朗読をお届けします…🍀
この
『 お月さまと ぞう 』は
かなり
不思議なテイストの
作品と言えます…🍀
満月の
夜の出来事です…★☆
男の子の正ちゃんと
女の子のよし子ちゃんに
お月さまが
話しかけてきます。。。🍀
これは
きわめて
童話的な展開です…♬
児童文学では
しばしばこのように
人間ではないものが
まるで
人間のように…🍀
人間の言葉で
登場人物たちに
親しげに
話しかけてきますよね♬
この作品の中でも
まるで
あたりまえのことのように
満月は
ふたりのこどもたちに
親しげに
話しかけています…★☆
ところが
それに対して…
ふたりの
こどもたちは
《 無反応 》なんです。。。
これに
わたしには
せっかく月が
話しかけてきたのに…!!
と感じましたが…
同時に
なるほどなぁ…とも感じました。
つまり。。。
自然界の
あらゆるものは
いつも
わたしたち人間に
親しげに
話しかけているけれども…
わたしたち人間には
その
声や言葉が
まるで
聞こえていない。。。
ということなのかなぁ…と、
わたしは
解釈したのです。。。🍀
このあとも
まるで
夢の中のような展開です♬
なにしろ
ふたりのこどもたちは
サーカスの移動を
目撃するのですからね♬
満月の夜…★☆
話しかけてくる、月…★☆
移動中の
サーカスのひとびと…★☆
街を歩く、ゾウ。。。★☆
ふたりの
こどもたちが見たものは
はたして
現実のものだったのか…
それとも
夢か幻だったのか。。。★☆
作者は
なんにも
説明していません…🍀
しかも
「 え…!?
これで終わり…?? 」
と
言いたくなるような
終わり方なんです。。。
まるで
わたしの大好きな
村上春樹の小説のようです…
🍀(╹◡╹)🍀
今回は
この作品の持つ
どこかしら
幻想的な世界観を大切にして…
静止画や
BGMを選びました♬
ぜひ
あなたに
お楽しみ頂けたら
とっても嬉しいです…🌸
いつも
最後まで
読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます!!
🍀(╹◡╹)🍀
あなたの
新しい毎日にも
たくさんの
幸せが訪れますように…♬
小島香奈子
🍒YouTubeのご案内🍒
『小島香奈子の朗読ライブラリー』
🍒 最新10作品 🍒
◆YouTube投稿 166本目◆
小川未明『お月さまと ぞう』
◆YouTube投稿 165本目◆
小川未明『マルは しあわせ』
◆YouTube投稿 164本目◆
太宰治『私信』
◆YouTube投稿 163本目◆
新美南吉『サルト サムライ』
◆YouTube投稿 162本目◆
小川未明『煙と兄弟』
◆YouTube投稿 161本目◆
宮沢賢治『圖書館幻想』
◆YouTube投稿 160本目◆
新美南吉『ミチコサン』
◆YouTube投稿 159本目◆
田中貢太郎『屋根の上の黒猫』
◆YouTube投稿 158本目◆
小川未明『チューリップの芽』
◆YouTube投稿 157本目◆
村山籌子『いぬさん と おねこさん』
もし
お気に召しましたら
チャンネル登録をして頂けたら
とっても
嬉しいです♬ (╹◡╹) ♬