こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
更新しました♬ （╹◡╹） ♬
わたしは今
大好きな
八木重吉の詩集『貧しき信徒』の詩を
一編ずつ
大切に朗読して
YouTubeに投稿しています…🍀
さきほど
７８本目の動画を、投稿しました♬
詩集『貧しき信徒』
全１０３編ある中の７８番目の作品です…🌸
こんな詩です♬
『 涙 』
めを つぶれば
あつい
なみだがでる
（ 青空文庫で
１０３編すべての詩を
読むことができます…🍀 ）
♬ こんな感じで、朗読しました ♬
（ ↑ このURLをクリックすると
動画に飛びます♬ ）
タイトル以外は
すべて
ひらがなで書かれた…
わすが３行の
極めて短い作品です…🍀
しかもたった
１５音しかありませんから…
世界で一番短い
定型詩である俳句よりも
さらに
２音も少ない詩です…🍀
けれども
こんなにも短い
言葉の
向こう側には。。。
なんと
はてしなく
無数のドラマが
広がっていることでしょう。。。！！
八木重吉の詩は
その短さと…
そこに
込められた
極めて凝縮された物語。。。🍀
という点において
まるで
俳句や短歌を
味わうような
喜びを感じる作品です…🍀
わたしは
短歌が大好きで
小学生の頃から
２０代の半ばにかけては
自分でも
短歌を詠んでいましたし…🍀
現在は
毎週木曜日に放送されている
ＴＢＳ系列の
『 プレバト!! 』の人気コーナー
夏井いつき先生の
俳句の添削を通して
俳句にも
深い興味を抱いています…🍀
ですから
八木重吉の
詩と向きあうときには
俳句や短歌と
向きあっているときのような
独特の喜びを
感じることが、多いのです♬
俳句や短歌は
ごく限られた文字数で
とても
豊かな世界を構築します。。。🍀
ただし
作品によっては…
文学的な教養や
歴史的な知識などの
すこし
ハイレベルな
読解力と解釈力を
読者に
求める作品も、ありますよね…🍀
つまりは
書かれてあることをもとに
書かれていない
行間読み取れるような
知識と教養が
求められることが
俳句や
短歌には、あるのです。。。🍀
一方
八木重吉の作品は…
《 行間 》というよりも
🍀 言葉の
向こう側に
広がっている世界を…
自由に、伸び伸びと、想像する力。 🍀
この力が
求められているように
わたしには
思われるのです…🍀
でも、それは
決して
難しいことではありません。。。
八木重吉の詩と
まっすぐに向きあったときに
素直に
心にたちのぼってくる
感情や…
映像や…
思い出を…
ひたすら素直に
味わえば良いのですから。。。🌸
八木重吉が
置かれていた環境を思えば…
この詩は
痛いほどに
生々しく胸に迫りますし。。。
もし
八木重吉の生涯について
なにも
ご存知ない方が
この作品に
出会ったとしても。。。🌸
わたしたちの
人生において
目を閉じたときに
静かに
熱い涙が出る瞬間は…
誰もが
経験してきているはず。。。🍀
その意味において
この詩の
向こう側には
無数の
ドラマが
横たわっていると
わたしは
眩しく、感じるのです…🌸
今回は
八木重吉の
状況だけではなくて
この詩の
向こう側にある
豊かで
無数の物語に
寄り添うような気持ちで
朗読してみました…🍀（╹◡╹）🍀
あなたにも
楽しんで頂けましたら
とっても
嬉しいです♬
いつも
最後まで 読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます…🍀
🍀（╹◡╹）🍀
小島香奈子
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現在、
八木重吉の詩集『貧しき信徒』より
一編ずつ、朗読してお届けしています
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