こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
2018年11月18日(日) 開催
『朗読とギターで奏でる物語』vol.2
聴きどころや
わたしの作品解釈などを
プログラム順にご案内しております。
(╹◡╹)🍀
宮沢賢治『やまなし』のつぎに
お届けするのは
詩
というかたちの物語。
まずは
代表的な作品でもある
『冬が来た』と
『レモン哀歌』です。
『冬が来た』は
31歳の頃に出版した
第一詩集『道程』に
収められています。
おとなになってから
書いた詩だと思うのですが。。。
笑わないでくださいね。
わたしには
この詩の
向こう側に見えるのは
傷つきやすい
繊細な心を持った
10代の
男の子なのです。
純粋で
ほんとうは
とても 優しくて
たとえば
お年寄とか
ちっちゃなこどもとか
仔犬や仔猫に対しては
とても優しい目を
向けるのに…
学校の先生や
父や
母や
街で通り過ぎる
おとな達には…
するどく とがった
つめたい視線を
投げつけてくるような。。。
こどもから
おとなに向かう季節を
ひとりで
傷つきながら
歩いている
10代の男の子の
魂の叫びのように
感じられるのです。。。
そう、
たとえば。
尾崎豊の
『 15の夜 』や
『 卒 業 』の
男の子のような。。。
盗んだバイクで
走り出したり
夜の校舎の
窓ガラスを
壊してまわったり
覚えたての
煙草をふかして
星空をみつめながら
【自由になれた 気がした】
そんな
男の子の
イメージなのです。
強がって
粋がって
でも、
ほんとうは
怖くて
淋しくて
強がっていないと
自分が
壊れてしまいそうで。。。
だから
ほんのつかのま
【冬将軍になれた 気がした】
そんな
男の子をイメージして
朗読いたします🍀
クラシックギタリストの
岩松知宏氏には
無茶を
お願いしてしまいました。。。
えへへ。(╹◡╹)
でも。。
わたしのイメージ通りの
ギターが入ります♪♪
どうぞ
お楽しみに‼︎
小島香奈子