こんにちは。
朗読家・朗読講師の小島香奈子です。
更新しました♬ (╹◡╹) ♬
わたしは今
大好きな
八木重吉の詩集『貧しき信徒』の詩を
一編ずつ
大切に朗読して
YouTubeに投稿しています…🍀
さきほど
82本目の動画を、投稿しました♬
詩集『貧しき信徒』
全103編ある中の82番目の作品です…🌸
こんな詩です♬
『 天 』
天というのは
あたまのうえの
みえる あれだ
神さまが
おいでなさるなら あすこだ
ほかにはいない
( 青空文庫で
103編すべての詩を
読むことができます…🍀 )
♬ こんな感じで、朗読しました ♬
( ↑ このURLをクリックすると
動画に飛びます♬ )
詩集の
タイトルからも
おわかりになるように…
八木重吉は
キリスト教徒でした…★☆
しかも
キリスト教徒であることは…
八木重吉のなかで
たいへん
大きな意味を持っていたと
推測されます。。。🍀
結核を病み…
仕事を休職し…
家族で
借家に移り住み、
自宅療養をするなかで。。。
八木重吉は
この詩集の
編纂に没頭したそうです…🍀
その頃の重吉は
結核の症状だけではなくて…
発熱や耳下腺炎
歯痛や腹痛などの
余病の併発に
苦しんでいたとも言われています。。。
そんな
重吉の心を支え…🍀
その繊細で
極めて豊かな感性を守り…🍀
八木重吉の
純粋で清らかな詩を
紡ぎだす力となっていたもの。。。
それが
愛する
家族の存在だったのだと
わたしは
思っています。。。🍀
ゆるやかな
仏教徒である、わたしには
キリスト教のことは
本当の意味では
理解できていないとは思いますが…
それでも
この状況のなかで
八木重吉が
とても大切に
信仰していたというとは
ひとりの人間として
たいへん
よく理解できます。。。🍀
深く信じることによって…
どんなにか
心が救われて…
死を
恐れ過ぎることなく…
毎日を
過ごせていたのだと、思います。。。🍀
本当は…
死ぬことが
怖くないひとなんて
この世には
ひとりもいないでしょうが。。。
不治の
病に侵されて
余命いくばくもない
状況となってしまったときには…
きっと
死後の世界は
美しく
あたたかく
やすらかな場所だと信じることで…
残り少ない時間を
有意義に
過ごすことができるのでしょう。。。🍀
今回の詩は
わたしのなかでは
八木重吉が…
愛妻のとみと…
とみに抱かれた
赤ちゃんの陽二と…
愛娘の
可愛い桃子に向かって…
力強く
語りかけているような
そんな
イメージで
朗読してみました。。。🍀
とみは
おだやかな瞳で
優しく重吉の言葉に頷き…
桃子は
可愛いらしく
小首をかしげながら
重吉の話を
おとなしく聞いていて。。。
まだ
赤ちゃんの陽二が
とみの
胸に抱かれて
可愛くばぶばぶ、言っているような。。。
そして
そのあとで
桃子は
重吉のお膝に座って…
天について。。。🍀
神様について。。。🍀
幼児らしく
終わりのない質問を
重吉に
繰り返し、尋ねたのでしょう。。。🍀
そんな場面が
わたしの胸には
ありありと、浮かぶのです。。。🍀
あなたにも
楽しんで頂けましたら
とっても
嬉しいです♬
いつも
最後まで 読んでくださって
本当に
どうもありがとうございます…🍀
🍀(╹◡╹)🍀
小島香奈子
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現在、
八木重吉の詩集『貧しき信徒』より
一編ずつ、朗読してお届けしています
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◆74作品目◆『こども』八木重吉
◆75本目◆『豚』八木重吉
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◆82本目◆『天』八木重吉
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